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コクサギ・2~上柚木公園

 上柚木公園の雑木林で見られる「コクサギ(小臭木)」。ミカン科コクサギ属の落葉低木で雌雄異株。樹全体に臭気があることから名付けられているが、それほど嫌な臭いではない。コクサギの果実は熟すと果皮の内側にある内果皮がバネになって種子を弾き飛ばし、その後、殻は次第に口を閉じて、春先まで枝に残っている。
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ハラン・4~種子

 先日見つけた「ハラン(葉蘭)」の果実を割ってみると、中には4つの種子があった。色はまだ白く未熟だが熟すと褐色になるようだ。ハランは以前は、オモトなどと同じようにその花粉がカタツムリやナメクジにより媒介されるという学説が提唱されていたが、その後研究が進み、今ではキノコバエ類が主たる媒介生物であることがわかっている。ハランの花は奇妙な形をしているが、これはキノコに擬態してキノコバエをおびき寄せる戦略らしい。次はいよいよ花を観察しよう。
 さて今日は、以前の会社の同期の連中との“歩く会”。約10キロ歩いて風呂に入り宴会をやって明るいうちに帰路につくというコンセプトで、今回のコースは“新宿七福神巡り”。飯田橋駅をスタートし、善国寺(毘沙門天)、経王寺(大黒天)、太宗寺(布袋尊)、稲荷鬼王神社(恵比寿神)、法善寺(寿老人)、厳島神社(弁財天)、永福寺(福禄寿)を回って、地下鉄大江戸線若松河田駅付近の中華料理店で宴会。今日の都心の気温は10℃に届かず、強い北風が吹いており、初老の我々は湯冷めが心配なので入浴はやめておいた。
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