先日、高尾山で冬の植物観察をしたが、その際、山頂から相模湾方面を眺めると光る海に“江の島”が浮かんで見えた。高尾山頂から江の島までは直線距離で42キロあるが“江の島展望灯台”や“江の島大橋(人道橋は江の島弁天橋)”がシルエットでわかる。私は約20年前に藤沢市内に2年間勤務していたことがあり、江の島前の国道は良く通っていた。とても懐かしい場所である。
『エイトマン』 作詞:前田武彦 作曲:萩原哲晶
歌:克美しげる 昭和41年
(JASRAC許諾期間終了のため歌詞省略)
小山内裏公園“内裏池”近くの雑木林に植栽されている「ズミ(酸実・桷)」。バラ科リンゴ属の落葉小高木で、先日、尾根幹線沿いで見たところだが、ここにあるのは初めて知った。樹高はまだ1メートルほどだが、果実はたくさん稔っている。ここでも春の花を楽しみに待とう。
小山内裏公園エントランスから雑木林を見ると、枯れ木の中に1本だけ綺麗な“黄葉”が見える。今頃まで葉が残っているのは何の樹だろう。その手前には竹藪が繁っており近づくことはできない。10メートルほど離れた場所から目を凝らしてみると、黄色いのは葉ではなくどうやら果実のようだ。そこで思い出したのが「ツルウメモドキ(蔓梅擬)」。ニシキギ科ツルウメモドキ属のつる性落葉木本で、他の樹に絡んで蔓を伸ばしていく。ここではかなりの大株になっていた。