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モチノキ・1~清水入緑地

 清水入緑地の林縁で見られる「モチノキ(黐の木)」。モチノキ科モチノキ属の常緑高木で雌雄異株。春に目立たない小さな花を咲かせ、秋に果実が赤熟する。果実は直径1センチほどの核果で、中に4個の核がありその中に種子がひとつずつ入っている。
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ミカン

 ミカン科ミカン属の「ミカン(蜜柑)」。その栽培品種は数多く、とても見分けることはできない。
 柑橘類に多く含まれるものに“クエン酸”があるが、私はこれが漢名だとは知らなかった。先日のNHK番組『日本人のおなまえ』で紹介されていたが、クエン(枸櫞)とは、柑橘類の一種のマルブシュカン(丸仏手柑)のことであり、クエン酸はこの果物の名前に由来している。シトロン(citron)とも呼ぶようだ。また番組では“重曹”も説明していたが、これは重炭酸ナトリウム(重炭酸曹達)のこと。昨年の流行語大賞は『そだねー』だが、ナトリウムは“ソーダ(曹達)”とも呼ばれることによる。
 この記事を書きながら思い出したのが高校時代に覚えた元素の周期表。私はコテコテの文系だったが、『水兵リーベ 僕の船 そう曲がる(七曲がる)シップスクラーク~』は必死で覚えた。今の生活には全く必要の無い知識だが、語呂合わせの“そう”はナトリウムのソーダだった。せっかく思い出したので、周期表を記載しておこう。原子番号1のH(水素)から、He(ヘリウム)、Li(リチウム)、Be(ベリリウム)、B(ホウ素)、C(炭素)、N(窒素)、O(酸素)、F(フッ素)、Ne(ネオン)、Na(ナトリウム)、Mg(マグネシウム)、Al(アルミニウム)、Si(ケイ素)、P(リン)、S(硫黄)、Cl(塩素)、Ar(アルゴン)、K(カリウム)と続く。現在、正式名称が決定している最大の原子番号は118で“Og(オガネソン)”だそうだが、2016年に日本の理化学研究所が合成に成功した原子番号113の“Nh(ニホニウム)”の名称が正式決定したのは記憶に新しい。
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