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散歩道・31~ウスタビガ繭

 2年振りに見ることができた「ウスタビガ(薄手火蛾・薄足袋蛾)」の繭。長さは3センチほどで、下に穴が開いており既に空き家になっている。ウスタビガはヤママユガ科の蛾で、春に孵化した幼虫が6月頃に繭を作って蛹になり、秋に成虫となって活動する。つまりこの繭は夏には見られるはずだが、緑の葉に隠れて見つけるのは難しい。成虫は空になった繭に卵を産み付けることが多いが、この繭には見当たらなかった。出来れば秋には成虫の姿も見てみたい。ここは長池公園“中央園路”。
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ユリノキ・5~冬芽

 平安貴族の烏帽子のように見える「ユリノキ(百合の木)」の冬芽。モクレン科ユリノキ属の落葉高木で、初夏にチューリップのような花を咲かせる。花後は翼果の集合果になり、熟すと風に飛ばされていく。写真の左側に見えるものは果実の中心部分が残ったもの。
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