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ハラン・1~蕾

 キジカクシ科(←スズラン科・ユリ科)ハラン属の「ハラン(葉蘭)」。常緑の大きな葉が特徴で、庭園の下草などにも使われる。私はまだその花を見たことが無く数年前から宿題にしていた。せせらぎ緑道や松木田端公園の株の根元を確認したところ、まだ蕾は見えない。次に上柚木陸上競技場下の道路脇の株を確認。その根元の大量の落ち葉を掻き出すと直径2センチほどの蕾が見えた。ハランの花期は5月頃のようだが2~3月に咲くものもあるらしい。この蕾はもう開花寸前にも思えるがこれから時々見に来よう。ちなみにお弁当のおかずを仕切っている緑色のギザギザの“バラン”は、このハランの葉に由来する。
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オケラ・3~果実

 長沼公園“栃本尾根”で見つけた「オケラ(朮)」。キク科オケラ属の多年草で雌雄異株。以前、東京薬科大学で見た株は雄株だったようで果実を見た記憶は無いが、この株は果実ができて綿毛が飛び始めていた。細長い果実の長さは5~6ミリで、拡がった冠毛の直径は1センチほど。
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