goo

シモバシラ・3~高尾山

 今日は二十四節気の“小寒”。本格的な寒さが到来する“寒の入り”で、寒が明ける立春までが“寒中”となる。いつものように喪中欠礼を頂戴した人に寒中見舞いを出すことにしよう。東京は朝から雲が多くずいぶん冷え込んでいる。午前10時過ぎに部分日食が見えるはずだったが、残念ながら太陽は雲に隠れてしまった。
 写真は高尾山“5号路”南側の山頂付近で見られる「シモバシラ(霜柱)」。シソ科シモバシラ属の多年草で、真冬に出来るこの氷柱の姿から名付けられている。このあと“5号路(江川杉付近)”北側でも見ることができた。
コメント ( 14 ) | Trackback ( 0 )

セキヤノアキチョウジ・4~氷柱

 長池公園“自然館”前で見られる「セキヤノアキチョウジ(関屋秋丁子)」。シソ科ヤマハッカ属の多年草で、同じシソ科のシモバシラと同じように真冬に写真のような氷柱が出来る。地上部はすっかり枯れているが、根は活動していて茎の維管束や導管などの毛細管現象で水が地上部に押し上げられ、氷点下の外気に触れて氷結を繰り返し膜が重なったような形状の氷柱が形成される。同じシソ科では、サルビア・ガラニチカでも同じような氷柱を観察したことがあった。
コメント ( 10 ) | Trackback ( 0 )