元サラリーマンの植物ウォッチング第5弾。写真はクリックすると大きくなります。
多摩ニュータウン植物記Part5
セイヨウイボタノキ・1~果実
清水入緑地の林縁で見掛けた黒い実。イボタノキと実の付き方が少し異なるので一応「セイヨウイボタノキ(西洋疣取木・西洋水蝋木)」としておこう。モクセイ科イボタノキ属の落葉低木でヨーロッパ原産。日本には明治時代に入ってきた。英名の「プリベット(privet)」とも呼ばれている。初夏に純白の小さな花を枝先にたくさん咲かせる。暖地では常緑性だがこの株は葉を落としていた。
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アリドオシ・1~果実
アカネ科アリドオシ属の「アリドオシ(蟻通し)」。春に純白の小さな花を咲かせ、果実は秋に赤熟する。果実は液果で直径は5~6ミリ。写真は既に乾燥して萎み始めている。枝には鋭いトゲがあり、小さなアリをも刺し通すとか、アリくらいしか間を通れないという意味で名付けられている。センリョウやマンリョウと共にお正月の縁起物に使われ、3つ揃えて“千両、万両、有り通し”となる。
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