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マメヅタ・2~高尾山6号路

 高尾山“6号路”の湿った岩に生育している「マメヅタ(豆蔦)」。ウラボシ科マメヅタ属のシダ植物で直径1センチほどの丸い栄養葉の間から長さ2~3センチの胞子葉が立ち上がっている。胞子葉は通常はしゃもじ形だが、稀に二股に分かれたものも見える。
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サイハイラン・3~越冬

 長沼公園“霧降の道”から“柿の木谷戸”を越えて進む“中尾根”の山道に生育する「サイハイラン(采配蘭)」。ラン科サイハイラン属の多年草で初夏に武将が持つ采配のような花を咲かせる。去年、ここで咲き終えた花を見ていたので、確認に来てみると長さ20~25センチの葉が3~4ヶ所に点在している。サイハイランは通常1株に1枚だけ葉を残して越冬する。今年は花の盛期を見逃さないようにしよう。
 さて日本中が新型コロナウイルスで気が滅入っている中、今日、東京マラソン2020で大迫傑選手がナイスラン!! 自身が持つ日本記録を21秒上回る日本人トップの2時間5分29秒で明るいニュースを届けてくれた。ゴール後のインタビューで涙を見せ、こちらもホロリとさせられた。世界レベルはまだまだ高いが、これからも日本マラソン界を是非引っ張って行って欲しい。
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ヤブソテツ

 せせらぎ緑道の水辺に生えている「ヤブソテツ(藪蘇鉄)」。オシダ科ヤブソテツ属の常緑性シダ植物で、山地だけでなく道端や石垣など、身近なところで普通に見られる。多くのシダは先端に向かって小葉が次第に小さくなり全体が細くなるが、ヤブソテツは先端までほぼ同じ大きさの小葉が並んでいる。
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ナツフジ・3~莢

 大塚公園外周の植栽に絡んでいる「ナツフジ(夏藤)」。マメ科ナツフジ属のつる性落葉木本で、夏に開花秋に果実を稔らせる。写真は種子を飛ばした後の莢で乾燥して丸まっている。地面を探してみたが、大量の落ち葉で種子は見つからなかった。そもそも果実が稔る数がずいぶん少なく、果実期でも幅4~5メートルの植栽に絡んでいる株に2~3個しか確認できなかった。
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