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コバギボウシ

 キジカクシ科(←リュウゼツラン科・ユリ科)ギボウシ属の「コバギボウシ(小葉擬宝珠)」。先日、オオバギボウシの果実を見たところだったので、これはすぐにわかった。葉は枯れて残っていないが、オオバギボウシよりも茎が細く果実も2.5センチほどでやや小さめ。残念ながら種子はすべて落ちてしまっていた。
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フモトシダ・1~常緑性

 高尾山で多く見られた「フモトシダ(麓羊歯)」。コバノイシカグマ科フモトシダ属の常緑性シダ植物で、やや乾燥した山麓などに生育する。単羽状複葉で切れ込みの深さは個体によってかなり差がある。全体に毛が多いのが特徴。ソーラス(胞子嚢群)は羽片の縁側に付く。ちなみに科名の中にある“カグマ”はシダの古名のひとつで漢字は不明。
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リョウメンシダ・2~ソーラス

 オシダ科カナワラビ属の「リョウメンシダ(両面羊歯)」。葉の裏と表がわかりにくいことからの命名だが、ソーラス(胞子嚢群)が付いている葉は当然ながら裏側。ソーラスは葉の下部から付き初め胞子は秋から冬に熟す。胞子は熟すまで直径2ミリほどの包膜に覆われているが熟すと包膜が取れる。胞子嚢の粒は直径0.2~0.3ミリ。胞子は更に小さくその中に詰まっている。これは長沼公園“殿ヶ谷の道”のもの。
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