アズマイチゲ・3～蜜蜂

　毎年、開花を楽しみにしている「アズマイチゲ（東一華）」。キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草で、この界隈では中山地区の野道で見られる。晴れていないと大きく開いてくれないが、この日は朝から快晴で絶好の観察日和。到着してみるとすぐ傍で男性が養蜂作業をされており大きな養蜂箱が10個ほど置いてある。箱から離れた場所にはチラホラ咲いているが、かたまって咲いているのは箱のすぐ近く。その周りを蜜蜂が何匹か飛んでいるが、慎重に近づいてパチリ。蜜蜂を入れて撮れば良かったがそんな余裕は無くすぐさま退散した。

エドヒガン

　宮上中学校南側の遊歩道脇に生育している「エドヒガン（江戸彼岸）」。バラ科サクラ属の落葉高木で、開花はソメイヨシノよりも少し早く彼岸の頃に咲き始めることから名付けられている。花はやや小さく萼筒の付け根が丸く膨らんでいるのが特徴。ソメイヨシノはこのエドヒガンとオオシマザクラの交配により生み出された。