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シラキ・4~開花

 長沼公園”栃本尾根”に生育する「シラキ(白木)」。トウダイグサ科シラキ属の落葉小高木で、樹皮が白っぽいことから名付けられている。写真は雄花序の様子で花序の長さは6~7センチ。花序の基部に雌花があるものと無いものがあるが、これには雌花は見当たらない。高い枝にも花序が見えるが、残念ながら高過ぎて雌花を確認できない。ひとつの雄花には2~3ミリの柄があり雄蕊は3本見える。同科のナンキンハゼには雄性先熟株と雌性先熟株があり(第1雄性期→無性期(移行期)→雌性期→第2雄性期のサイクルとも)、雌花が後から出てくることがある。シラキも同じような変化があるのだろうか。今後も観察を続けよう。ちなみに後日、高尾山“6号路”にあるシラキの花も確認したが、やはりこれと同じく雌花が見つからなかった。
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サクラウツギ

 蓮生寺公園付近の住宅地で見掛けた「サクラウツギ(桜空木)」。アジサイ科(←ユキノシタ科)ウツギ属の落葉低木で、品種改良により生み出された園芸品種。図鑑などにはその名前は無い。ウツギヒメウツギは純白だが、サラサウツギは蕾に紅色の色素がある。品種改良や交雑の方法は全く知らないが、このような特徴を重ねて生み出されるのだろう。
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チリアヤメ

 アヤメ科チリアヤメ属の「チリアヤメ(智利菖蒲)」。名前の通り原産地はチリやアルゼンチンで、日本には大正時代に渡来した。その後、こぼれ種で関東地方以西で野生化している。草丈は10~15センチで花径は3〜4センチ。花は一日花で午前中に開いて午後にはすぐに萎んでしまう。「ハーベルチア(Herbertia)」とも呼ばれている。これは南大沢3丁目の遊歩道のもの。地元情報で5年振りに出会うことができた。
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シロアヤメ

 中山地区の農道で見掛けた「シロアヤメ(白綾目・白文目)」。草丈50~60センチで北海道から九州に掛けて分布している。花期は5~6月で青紫色のアヤメは野道で普通に見られるが、白花は初めて見た。シロアヤメはアヤメ科アヤメ属の多年草。
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