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ハンショウヅル・6~蓮生寺公園

 キンポウゲ科センニンソウ属の「ハンショウヅル(半鐘蔓)」。つる性落葉木本で下向きに咲く花を半鐘に見立てて名付けられている。これは蓮生寺公園のサワフタギに蔓を伸ばしているもの。この界隈では、小山内裏公園、長池公園、長沼公園など各所で見られるが、ここでは初めて見つけた。
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ムシクサ

 松木えのき公園付近の道端に生えている「ムシクサ(虫草)」。オオバコ科(←ゴマノハグサ科)クワガタソウ属の一年草で、果実が丸い虫こぶになることが多いために名付けられている。花径はわずか2~3ミリで花冠はほとんど基部まで4裂し、1個の雌蕊と2個の雄蕊がある。湿地や水田など湿った場所に生育するが、ここはアスファルト道路の透き間でそれほど湿っていない。ある程度、乾燥にも耐えうるようで庭先などにも生えることがある。

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アコウグンバイ

 アブラナ科マメグンバイナズナ属の「アコウグンバイ(あこう軍配)」。ヨーロッパ~西アジア原産の多年草で、これは中山地区の水路に生えているもの。ナズナとは異なり花数はかなり多い。ちなみにナズナはナズナ属で違う仲間。当初専門家のアドバイスでベンケイナズナ(弁慶薺)としていたが、その後、アコウグンバイであることがわかったと聞き訂正した。(2022/4/7訂正)
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ホソバナガハグサ

 常盤公園の日当たりの良い乾燥地に生えている「ホソバナガハグサ(細葉長葉草)」。イネ科イチゴツナギ属(ナガハグサ属)の多年草でヨーロッパ原産の帰化植物。明治時代に牧草や緑化用に移入され現在は野生化している。同じ仲間のイチゴツナギに比べると、葉が長くひとつの株が大株にならない。属名のイチゴツナギの名前は、摘んだ苺をこの茎に刺して繋いだことに由来している。チダケサシの名も似たような由来だった。
 当初、公園情報でこれをコイチゴツナギ(小苺繋)としていたが、後日、公園管理者からこれは同属のホソバナガハグサだったという連絡を頂いたので訂正した。
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