元サラリーマンの植物ウォッチング第5弾。写真はクリックすると大きくなります。
多摩ニュータウン植物記Part5
ゼンマイ・3~胞子嚢
ゼンマイ科ゼンマイ属の「ゼンマイ(薇)」。夏緑性シダ植物で写真は胞子嚢の様子。ブドウの粒のように見えるが直径は0.5ミリにも満たない。新芽の頃は葉緑素があるために緑色だが胞子を放出し終えるとすぐに枯れる。これは下柚木の山道のもの。
コメント ( 10 ) | Trackback ( 0 )
シロバナキンラン
九兵衛坂公園で見つけた「シロバナキンラン(白花金蘭)」。ラン科キンラン属の多年草で、蕾の頃は黄色だが、開花後、次第に色が抜けていくものがある。4年前に長池公園で見たものは咲き始めから既に白かった。今年も長池公園“つくいけの道”や下柚木の山道でも確認した。
コメント ( 12 ) | Trackback ( 0 )
ゲジゲジシダ・1~九兵衛坂公園
九兵衛坂公園の草むらに生育する「ゲジゲジシダ(蚰蜒羊歯)」。ヒメシダ科ヒメシダ属の夏緑性シダ植物で、北海道~九州の山野に普通に生える。中軸に三角形の翼があり、シダ素人でもわかり易い。しかし見ればわかると言われてもどこにあるかわからずずいぶん探した。野道を走りながらシダをひとつひとつ確認するわけにもいかない。しかし偶然、堀之内寺沢里山公園で見つけたら、その後、すぐにここでも見つけた。
ムカデの1種のゲジゲジは子供の頃は家の周りで良く見ていた。昭和30~40年代の木造住宅には透き間が多く、しばしば屋内にも侵入してきて驚かされたことがあった。いつの頃からかゲジゲジを見なくなり、その名前をすっかり忘れていた。このシダの中軸の翼がジグザクに並ぶ様子をゲジゲジに見立てたというが、いまひとつピンとこない。
ムカデの1種のゲジゲジは子供の頃は家の周りで良く見ていた。昭和30~40年代の木造住宅には透き間が多く、しばしば屋内にも侵入してきて驚かされたことがあった。いつの頃からかゲジゲジを見なくなり、その名前をすっかり忘れていた。このシダの中軸の翼がジグザクに並ぶ様子をゲジゲジに見立てたというが、いまひとつピンとこない。
コメント ( 8 ) | Trackback ( 0 )
ヤマウグイスカグラ
長沼公園“霧降の道”で見つけた背丈20センチほどの幼木。葉の縁がやや赤み掛かって表面に毛が多く触るとフワフワ。茎にも毛が多い。これはおそらく「ヤマウグイスカグラ(山鶯神楽)」だろう。花が咲けば花にも毛があるのでわかるが、これは花を付けるまでは数年掛かりそうだ。ヤマウグイスカグラはスイカズラ科スイカズラ属の落葉低木。
コメント ( 6 ) | Trackback ( 0 )