東松照明「Tokyo曼荼羅」
東京都写真美術館で12月16日まで開かれている。
時間のない中、駆け足で作品を観た。
その数、307点。
未発表の写真は銀塩プリントではなく、EPSONの出力である。
まずそこに驚いた。
どう見ても差がない。
ほとんど区別がつかない。
見事な再現性である。
77歳にして新しいモノへ挑戦する
その姿勢がすばらしい。
しかも、1点1点が非常に力強い。
階下では、11月25日まで
写真新世紀東京展2007が開かれているのだが、
そちらの写真群と比較すると、そのクオリティが歴然。
東松照明の写真は、鬼気迫るモノがあるのだ。
そこは時代ゆえの狂気が含まれているのかもしれない。
しかし、執拗なまでにフレームに収めようと
躍起になっている写真家の魂がしっかり宿っている…からだと思う。
日本列島を縦横無尽に歩き回り、
収めた写真の数は、いったいどのくらいあるのだ!
その膨大なネガから未発表作品を選び抜く作業も相当なはず。
そこまでして初めて、写真表現を極めている…と言える。
「美ら島フォトミュージアム」のプロジェクトでは
発起人となって、沖縄県内の写真家をひとつにまとめた。
東松照明の情熱が、写真に宿り、ひとに宿る。
希有な人物と接点が持てたことに、ひたすら感謝した。
東京都写真美術館で12月16日まで開かれている。
時間のない中、駆け足で作品を観た。
その数、307点。
未発表の写真は銀塩プリントではなく、EPSONの出力である。
まずそこに驚いた。
どう見ても差がない。
ほとんど区別がつかない。
見事な再現性である。
77歳にして新しいモノへ挑戦する
その姿勢がすばらしい。
しかも、1点1点が非常に力強い。
階下では、11月25日まで
写真新世紀東京展2007が開かれているのだが、
そちらの写真群と比較すると、そのクオリティが歴然。
東松照明の写真は、鬼気迫るモノがあるのだ。
そこは時代ゆえの狂気が含まれているのかもしれない。
しかし、執拗なまでにフレームに収めようと
躍起になっている写真家の魂がしっかり宿っている…からだと思う。
日本列島を縦横無尽に歩き回り、
収めた写真の数は、いったいどのくらいあるのだ!
その膨大なネガから未発表作品を選び抜く作業も相当なはず。
そこまでして初めて、写真表現を極めている…と言える。
「美ら島フォトミュージアム」のプロジェクトでは
発起人となって、沖縄県内の写真家をひとつにまとめた。
東松照明の情熱が、写真に宿り、ひとに宿る。
希有な人物と接点が持てたことに、ひたすら感謝した。