#photobybozzo

沖縄→東京→竹野と流転する、bozzoの日々。

【KINGSTON】STINGの夜 その3

2009-01-21 | JAMAICA
暢気にNikonフル装備を預け、
身軽になった足取りでステージ前の
柵に囲まれたVIP席へ向かう。

こちらは一緒に行った香菜ちゃんのblog「カナリヤの奏」。

周りの人間がみなジャマイカ人という状況のイベント自体
初めてのことなのだが、
これだけ(何万人いたんだろうか…10万人は下らないのでは?)の
ジャマイカ人に囲まれる経験も初めて。

みな暗闇と同化する肌合いだから、
白目が迫ってくる感じで、落ち着かない。

おまけにみなさん、年に一度のお祭りに
心底楽しんでいるご様子で、耳横で絶叫するわ、
スプレー缶にライターで火を付け、
1mほどのフレイムを頭上に発射し、
危ないのなんのって。

ロケット花火が何十発とステージへ向けて飛んでいくは、
大きな旗が振られ、Big Frameはゆらゆらと揺れ…。

途中でVIP席のフェンスが倒れ、
怒濤のように人が入り乱れ、
もはや完全に身動きが取れない状態まで。

こちらは一緒に行ったもうひとりの女性、文栄さんのblog「DAICHI [旭] AKIRA」。

夜中の4時頃。

ステージもヒートアップ!
VIP席は人で埋め尽くされ、
PRESSと称した日本人たちはみな
ステージ手前の高台によじ登り、
難を逃れようとしている。

…約束の5時までもう少し。
 これは早めにVIP席を逃れたほうがいいな…。

カメラが無事帰ってくるのか、不安が募る。
とにかく、ここは約束通りゲート前まで戻ったほうがいい。

…残念なことに見逃してしまったが、イベントはこれからが正念場だった。



Comment (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【KINGSTON】STINGの夜 その2

2009-01-21 | JAMAICA
「Hey!,No Camera!」

Hey!という呼びかけは
全然気持ちよくない。

相手を苛立たせるに余りある呼びかけだ。

まったくもってデカイ態度だ。
ジャマイカ警察主催のイベントだと
聞いていたが、こいつらポリスなのか?

ゲート前の事務所まで連れて行かれ、
カメラを置いていけ…とぬかしやがる。

この時に最後まで抵抗すべきだった…と
明朝ものすごく後悔することになるのだが、
苛ついていたこともあり、早く切り抜けたかった気持ちもあり、
言われるままにカメラを預けてしまった。

これは大いなる間違い。

「ジャマイカでは、モノを預けたら
 100%戻ってこないから、絶対預けないで」

13年在住のナイト彩子さんの忠告。
そんな忠告さえ、事前に聞いていれば…。

「明日の朝5時に取りに来て。返すから。」
ドデカイ図体の男の上司らしき女性が
ぞんざいに言い放つ。

「デポジットの証明をください」
とにかくそのまま渡してしまったら
後で問題になりそうだ…と、拙い英語で尋ねたところ…

「そんなモノはない」
…と一喝されてしまった。

これも後で思えば、十分伏線となっていたことなのだ。
彼女はこの時すでに盗もうとしていたに違いない。



Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする