アレクサンダーテクニーク ヨガ講座:第43回目
「丹田圧縮の基本」9月14日
アレクサンダーヨガの方向性は体のコアを絞り込んで丹田を圧縮することにあります。
そうするとエネルギーが高まって若返りや病気治しができるからです。
一昔前は極度緊張した人が多くて、自律神経失調が流行っていたので、
その対処方法として「頑張らないでやる」という考えが増えてきました。
そしてそれはしまいには、頑張らないどころか脱力を通り越して、
今や丹田がスカスカになってしまっている人がたいへん多いです。
ここでフ抜けた状態とはおさらばして、体の絞り込み、
丹田を圧縮させてたくましい体の使い方に変えていきましょう。
1)両手を上げて指を組む。
2)右腕と右脚をお互い縮めるようにして、右側の胴体を圧縮する。
ここでは右半身の圧縮に注目して、左半身をストレッチしようとしてはいけません。
このタイプのストレッチは体を脱力させるので目的が正反対になってしまいます。
圧縮する気持ちよさに慣れてエネルギーを高めます。
3)同様に左半身も手足を縮めて胴体を圧縮します。
今まで胴体を伸ばして広げる体操に慣れている人は、
この縮めて圧縮するという行為に、とてつもない違和感を持つことでしょう。
でも圧縮に慣れると、エネルギーが満ちてくるので、すぐにこちらの方が好きになります。
4)次は両手を離して同様に右半身の圧縮です。
5)左半身の圧縮
6)そして左右、同時に圧縮してエネルギーを下腹部の丹田に集めることをイメージしてください。
7)こうした体の使い方で、仰向けから起き上がってみましょう。
できる人にとっては、当たり前に起き上がれますが、
丹田がスカスカの人は、一度たりとも起き上がることができません。
10人中5人は若者でも、起き上がれないみたいです。
起き上がり方の詳細は下記動画を見て学んでください。
動画(YouTube):丹田の高密度化
https://www.youtube.com/watch?v=saK8HV-THsA&feature=youtu.be
8)それでは丹田圧縮でヨガのパリプールナ・ナーヴァ・アサナ(船のポーズ)をやってみましょう。
胴体を圧縮させながらエネルギーを丹田に集めます。
同時に両脚と上体を持ち上げます。足が頭よりも高く持ち上がるとポーズ完成です。
これもやはり丹田が十分に満ちていると簡単にできます。
お茶の時間です。
●スパイラル呼吸法™とパワーヨガ/クラニオセイクラル/アレクサンダーテクニーク/東京門前仲町レッスン
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吉田篤司