AlexanderTechniqueヨガ講座：第４５回目
「ガーラヴァ賢者で内臓絞り込み」９月１７日
ガーラヴァ賢者のポーズは３６回目でもやりましたが、
あれ以来、私の大好きなアサナのひとつになってしまいました。
６月に初めて無理してやったときには、
グニャングニャンになりすぎて、もう二度とやらんと思っていました。
でも３か月も経つと体の適応力もアップして、
今では簡単に気持ちよくできるのですから、自分でも凄いと思ってしまいます。
結局は好転反応なのです。
初心者の人もじぶんのできる範囲でやるぶんには、
それほど強い好転反応も起こらないですし
「このあたりで自分を根本から変えたいの」
という人なら、特にお勧めします。
（ただし好転反応は覚悟でやってください）
１）まず半跏府座の要領で、左足を右脚付け根のそけい部に乗せます。
足を楽に乗せたら、右肘で左足の甲、左肘を左ひざに付けます。
これをうつ伏せでやるのが、ガーラヴァ賢者のポーズです。
ここまでが第１段階です。これが痛くてできないという人は、先に進んではいけません。
２）両肘を足とひざに付けたまま、右ひざで上体を支えます。
これが第２段階。辛ければここで終了。楽にできたら次に進みます。
３）右ひざを支点にして頭を下げていき、マットに置きます。
これを楽にやるには、手の位置の調整が決め手になります。
こういうふうに頭を使いながらやるんです。
これが第３段階です。
ここまでできれば十分、内臓の絞り込みは起こって体の内部からユルみ始めます。
ユルむといっても脱力ではありません。固まっている組織に細胞・体液が浸透して柔らかくなるのです。
初心者はこのあたりで一旦終了にするのがいいでしょう。
４）ここまでのプロセスが、楽にできて気持ちがいいと感じた人は、次に進みます。
頭をマットに付けたまま、右脚を後方に伸ばしていきましょう。
問題なしなら次に進みます。とにかく無理は避けて慎重にひとつずつクリアしてください。
５）右脚を後方に伸ばしていくと、筋膜の連続性で頭が持ち上がってきます。
これが完成ポーズです。できるようになるとすっかりお気に入りになります。
反対側でもやりましょう。
●スパイラル呼吸法™とパワーヨガ／クラニオセイクラル／アレクサンダーテクニーク／東京門前仲町レッスン
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吉田篤司