AlexanderTechniqueヨガ講座:第48回目
「楽しい生活はドーパミンで手に入ります」9月20日
「近頃、楽しいこともないし疲れることばかり。なんかいいことないかなあ・・・」
こんなセリフ、どこかで聞いたことありませんか?
実は私も一昔前はよくありました。
楽しいことを求めて、いろんなとこにも行きましたが、
結局、心が満たされることはありませんでした。
なぜでしょうか?
それはドーパミンをうまく出していなかったからなのです。
ドーパミンとはやる気成分のある神経伝達物質です。
これがたくさんでると、やる気に満ち溢れて生き生きと楽しい人生に自動的になります。
職場を見渡すと同じ仕事をしていても、
退屈そうにため息を吐きながらダラダラしている人、
逆にいつもさわやかな表情で次から次へと熱心に仕事をこなしていく人、
どちらのタイプもたいていはいるもんです。
違いはただひとつ。脳内でドーパミンが出ているか、出ていないかの違いです。
ドーパミンはアドレナリンが出ると自動的に出るので、
アドレナリンを出すようなこと、つまりスリリングな体験をしればよいのです。
ここで間違いを犯してしまうのがギャンブルです。
勝つか負けるかはまさにスリリング。
ドーパミン放出が止まらなくなってしまうと、さあたいへん!
そんなやり方ではなくて、もっと健全に、
そして自宅にいながら今すぐできる。
それがヨガの浮上系ポーズです。
体を浮上させるのは、スリリングの極致です。
副腎が絞り込まれるのでアドレナリンの出方が半端じゃありません。
その瞬間から「人生楽しいことしかない!」という思考に嫌でもなってしまうのです。
それでは今回は鶴のポーズをやりましょう。
1)まずは基本姿勢です。(基本姿勢がわからない人は講座の第3回目を見てください)
2)まずは左ひざを左上腕に乗せてみます。
3)次は右ひざを右上腕に乗せてみます。
左右交互に繰り返してバランスを体に馴染ませていくんです。
4)十分に体が動きに馴染んだら左右のひざ両方を上腕に乗せちゃいましょう。
初心者の方はここまでやれば、もうアドレナリンとドーパミンもにじみ出てきます。
5)ここからがチャレンジなのです。
手をマットに押しつけて頭を持ち上げるんです。
頭はたとえ持ち上がらなくても、その行為に意味があるんです。
非常にスリリングな瞬間なのです。
そして、できる人は頭を持ちあげましょう。たとえ一瞬でもOKです。
6)上級者になると、バランスを維持して両腕をピーンと全開で伸ばすことができるようになります。
幸せの青い鳥は、どこにも行かなくても自分の体の中にずっとあったんです。
尚、鶴のポーズは動画で公開しています。
YouTube:https://www.youtube.com/watch?v=kyHoEJMU0fc&feature=youtu.be
●スパイラル呼吸法™とパワーヨガ/クラニオセイクラル/アレクサンダーテクニーク/東京門前仲町レッスン
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吉田篤司