吉田篤司:アレクサンダーテクニークとパワーヨガ

アレクサンダーテクニークとパワーヨガ、特殊呼吸法で全身躍動!脳が目覚める革新BODYワーク!

アレクサンダーテクニーク・ヨガ講座:第54回目「踊る孔雀:ピーンチャマユーラ」

2019-09-29 11:16:41 | 美容と健康


AlexanderTechniqueヨガ講座:第54回目
「踊る孔雀:ピーンチャマユーラ」9月29日



孔雀のことをマユーラといいます。
マユーラアサナは浮上系ポーズの代表ですが、
同じ孔雀でも「踊る孔雀」という逆立ちのポーズがあります。

上級ですが、シールシャアサナを簡単にできる人なら、
練習しているうちにできるようになります。

ここで大きな問題が恐怖感です。
特殊な手の置き方をするので、足を上げる時点で立ちすくんでしまうのです。
でも、その恐怖に立ち向かう心が、
火事場の馬鹿力のホルモン、アドレナリンを出してくれるんです。

全身にみなぎる力をいつでも出せるように訓練すると、
日常のどんな困難をも克服する力が養われます。
それってすごくないですか?

とは言っても、いきなりピーンチャマユーラをやるのは、
山でクマと格闘するようなものですから、無茶はいけません。
最低スペックは、まずシールシャアサナが簡単にできることです。

それができたら壁を使って練習を始めましょう。

1)両手と前腕をマットにつけて、顔は持ち上げておく。


2)この状態で、全身をゆりかごのように前後にユラユラ動かしてみましょう。
この動きは、まったくの初心者でもOKです。


3)さて、ここからが恐怖の始まりです。
片足ずつ跳ね上がって壁につけます。
慌てないで少しづつ練習を繰り返してください。


なかなか恐怖は消えてくれませんよね。
それでも呼吸が整ってくると「ちょっとやってみようかしら・・・」という気分が芽生えます。

このときが足を跳ね上げるチャンスです。
コツは「エイヤ!」とやるのではなくて「フワーッ」と舞い上がるように上げます。

4)思い切りが良いと、足の裏をべっとりと壁につけることができます。
ここまでくると恐怖は途端に快楽に変わってしまうから、人の心は不思議です。


5)肘を支点に上半身を前後に、ゆりかごのように動かします。
これが超気持ちがいいのです。


6)両足を壁にそって上げていきましょう。
もうこれで十分、ポーズは完成ですが、余裕があったら壁から足を離してバランス維持します。



当分の間は開始時に、恐怖感が表れますが、
毎日、1度でも繰り返していると、逆にそれが快感になります。
そのときアドレナリンのコントロールはすでに身についています。
悪玉ストレスにはもう負けません。

上級ワザ)
壁なしでやる。危険ですので必ずマットを敷き詰めて練習します。
壁がないと当然恐怖は倍増しますね。
ヘタにやって失敗するとトラウマになりますので、無茶はしないでください。




●スパイラル呼吸法™とパワーヨガ/クラニオセイクラル/アレクサンダーテクニーク/東京門前仲町レッスン
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吉田篤司