アレクサンダーテクニーク ヨガ講座:第366回目「体の連続性を作る」6月1日
柔軟系のアサナで鳩のポーズというのがあります。体がかなり柔らかくないと、とてもできるもんじゃあありません。よく女性のモデルさんがやっていますが、普通の人がそれを真似すると阿鼻叫喚で変死します。でもやはり「できない」と言ってしまうと、もうそれまでです。じゃあ無理矢理強引にやるのか?というと、そんなことしたら体がオシャカになります。
そこで今回は体の連続性、つまり頭頂からつま先までが、ひとつながりになるような体操をしましょう。すると体の固い人でも、鳩のポーズに少しばかり近づくことができるんです!やっぱりヨガは頭を使わなきゃダメですね。
1)仰向けになって左足を左手でつかみます。
2)右手を床の上を滑らせて半円を描きながら頭の上に移動します。これと同時に左手で左足を上に引っ張り上げます。
3)この動きの延長線を考えると、体は左に転がります。
4)さらに転がると左脚の大腿部が支点になって、上体は自動的に起き上がります。
5)動画の逆回し(リバース)のように動いて元の位置に戻ります。
6)そのまま右に転がって足を手で引っ張ると、背中が反り返り始めます。
7)そして起き上がりますね。これが鳩の初級ポーズです。
ここまでの動きをリバースで戻って何度も繰り返してください。目の動きを先行させると、動きはとても滑らかになって連続性が向上します。
【アレクサンダーテクニークでやるパワーヨガ Part-38】体の連続性を作る
●スパイラル呼吸法™とパワーヨガ/クラニオセイクラル/アレクサンダーテクニーク/東京門前仲町レッスン
http://spiralb.com/
070-5594-6328
headneckup★gmail.com(星を@に変えてね)
吉田篤司