吉田篤司:アレクサンダーテクニークとパワーヨガ

アレクサンダーテクニークとパワーヨガ、特殊呼吸法で全身躍動!脳が目覚める革新BODYワーク!

骨盤マップ

2020-06-10 13:56:56 | 美容と健康

骨盤マップ

骨盤の形状はたいへん複雑でイメージするのはとても難しいのです。頭蓋骨ならなんとなく思い浮かべて、ヘタクソな落書きくらいならできますが、骨盤となるとそういうわけにはいきません。まったく形状をとらえることができない不明瞭な部分、闇の世界なのです。

体の土台、基盤である重要部分にもかかわらず、骨盤のコの字もわからない。まさしく大問題なのです。

そこで骨盤の地図、マップを作るんです。たとえ大まかな形状でも知っているのと知らないのでは、体のコントロールや日常の行動に大きな違いを生みます。

それではさっそく攻略していきましょう。実際に指で自分の骨盤に触れてライン取りをしていくのです。

【まず前面ルートを作ります】

1)スタート地点は左側の腸骨の突起の部分です。
触るとゴツゴツ飛び出しているのですぐにわかりますね。
そこを人差し指でしっかりとマークしてください。

2)そこから骨のフチに沿って下降するとそけい部にたどり着きます。
ここは筋肉が覆っているので、骨の感触を捉えるのは難しいですが、写真をみながらうまくイメージしてください。
ちなみにそのすぐ裏にあるのがコ関節です。大腿骨の付け根です。
スタート地点からここのそけい部までを指で何度もなぞって、頭の中に道筋を作ってください。

3)そけい部から骨のフチに沿って指を前になぞっていくと恥骨に到着します。
反対側の腸骨とのジョイント部分です。これで3点の中継場所ができましたね。
やはり指でライン取りをして感覚とイメージをしっかり結びつけてください。

4)さて、ここから方向転換です。黒部ダムのような険しい部分です。
恥骨から骨ルートを辿って下降すると座骨に到着です。
ここが前面のゴール地点です。
頭の中にここの道を作るのは難関ですが、頑張って切り開きましょう。
この場合、人柱は不要です。

【前面ルートが完成したら、次は背面のルート作りです】

1)これまた厄介な部位です。
写真を見るとわかりますが。腸骨の形状はおうぎ形というか、キノコ形というか、形容しがたいたいへん不明瞭な形をしています。見ようによっては脳とせき髄にも見えるかもしれません。ここに左の手のひらをベットリと当ててみましょう。

2)中指を伸ばすと座骨に触れることができます。

3)次に右手の指で骨盤の前面から恥骨に触れてください。そして座骨との間をなぞって道筋を作ります。

この作業を何度も繰り返すと、大まかな骨盤イメージが出来上がります。
ここでちょっと歩いてみましょう。
左右の骨盤感覚にずいぶん大きな差が出ているはずです。
マップを作ってあげた左側の方が、柔らかく生き生きとしていますね。

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【アレクサンダーテクニークでやるパワーヨガ Part-46】本日のパワーヨガ

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吉田篤司