吉田篤司:アレクサンダーテクニークとパワーヨガ

アレクサンダーテクニークとパワーヨガ、特殊呼吸法で全身躍動!脳が目覚める革新BODYワーク!

アレクサンダーテクニーク ヨガ講座:第368回目「マユーラアサナのやり方」

2020-06-05 17:19:20 | 美容と健康

アレクサンダーテクニーク ヨガ講座:第368回目「マユーラアサナのやり方」6月5日

私がパワーヨガ、中でも浮上系ポーズに夢中になったのは、マユーラアサナがきっかけでした。ヨガを初めてやったのは、1994年ですからもう26年前になります。当時は沖正弘氏の沖ヨガが、まだ多くて著書も面白かったです。

沖ヨガのスタイルは、ハタヨガのアサナよりも、沖氏が考案した修正体操が多かったです。だから当時は柔軟系のポーズをやった程度でした。まあその本にもマユーラアサナはのっていましたが、できなかったのでやめました。当時の体の理解度では、強引に持ち上げようとしただけなので、まあ無理でしょうね。

それからはアレクサンダーテクニークやクラニオセイクラル等のボディーワークにどっぷりはまって、ヨガはほとんどやらなくなっていました。

ところが昨年春からちょっとしたいきさつで、マユーラアサナをやってみようということになったわけです。最初は全然、持ち上がりませんでしたが、アレクサンダーテクニークを駆使すると、だんだんやり方がわかってきました。そうです。持ち上げるんじゃなくて浮上するんです!

ちまたではアームバランスとか言っていますが、丹田の中心バランスです!腕力ではなくて、筋反射や内部圧縮、筋膜の絞り込みによって、上昇作用が現れるんです。

これが分かったときは衝撃でした。それからはすっかり賢者や鶴の浮上系ポーズをクリアして今日も20分、毎日おこなっています。

アマユーラアサナの練習は、最初は壁を使ってやるのが、なかなかお勧めです。指先を後方に向けてセットアップして、足を壁につけて踏ん張ります。浮上させるのは、腕力ではないといっても、最低限の力は必要ですので、まずはそこから鍛えましょう。

壁レッスンが簡単にできるようになったら、本番開始です。

1)両肘をお腹に当ててスタンバイ

2)顔を少しマットから浮かしてヘッドリードします。そして体が追従して前に向かいます。前腕の傾斜角度が前に傾いているのがわかりますね。

3)さらに前に行くと墜落します。その崖っぷち直前が、浮上するタイミングです。顔と足をゆっくりと持ち上げてください。すると全身に筋反射が起こって、フワーッと浮かび始めます。

4)そして完成ポーズ。ここまで水平バランスにするには、さすがにかなり難しいです。毎日の練習で慣れると口笛を吹きながらでも浮かんでられます。

アドレナリンの作用でさらにスリリングな体験をしたくなったら、イスの上で浮かびましょう。ただし危険ですので、やりたい人は自己責任でやってください。

【アレクサンダーテクニークでやるパワーヨガ Part-42】感覚器官の学び

●スパイラル呼吸法™とパワーヨガ/クラニオセイクラル/アレクサンダーテクニーク/東京門前仲町レッスン
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吉田篤司