札幌・北海道のレトロ建物大好きおぢさん日記

札幌(北海道)のレトロでモダンな建物を見たり撮影するのを趣味としています。

木造校舎・廃校 江別市の閉校② ※旧新野幌小学校跡地を追加しました

2024-09-25 14:40:27 | 木造校舎・廃校

江別市の閉校(小学校) 赤字は訪問済  緑字は今回レポート

  • 江別市立新野幌小学校(1966年江別市立野幌小学校へ統合)
  • 江別市立八幡小学校(1971年9月篠津小へ統合)
  • 江別市立下の月小学校(1980年江別市立江別小学校へ統合)
  • 江別市立篠津小学校(1986年統合により江別市立北光小学校へ)
  • 江別市立美原小学校(同上)
  • 江別市立江北小学校(同上)
  • 江別市立江別小学校(2016年江別第三小と統合し江別市立江別第一小学校へ)
  • 江別市立江別第三小学校(2016年江別小と統合し江別第一小へ)
  • 江別市立角山小学校(2018年江別市立対雁小学校へ統合)


中学校

  • 江別市立篠津中学校(1966年11月統合により江北中へ)
  • 江別市立美原中学校(同上)
  • 江別市立八幡中学校(同上)
  • 江別市立江北中学校(2011年江別市立江別第三中学校へ統合)
  • 江別市立角山中学校(2013年江別市立中央中学校へ統合)


特別支援学校

 ● 北海道札幌盲学校(2015年)

 

「旧江別市立新野幌小学校」

 

 

開校:昭和23(1948)年
閉校:昭和41(1966)年
校舎:昭和23(1948)年竣工

江別市西野幌


かなり古い閉校であり、場所は野幌森林公園内なので校舎はとうに解体されている。

他の方のブログなどを参考に、「何もない」と分かっているが江別市で残った最後の未訪問校なので行ってみた。

 

ナビは「野幌森林公園登満別口」
道道46号線は江別市と北広島市を繋ぐだけに交通量も多く立派な道路だ

ナビに従い「登満別口駐車場」まで対向車とすれ違うのも大変な狭い道を森に向かって走らす。


やがて駐車場に着く 
日曜日の昼過ぎなのに先行車が1台だけとは寂しい


駐車場にはトイレがあるが立派な方は現在使用不可。

 

身支度と言っても熊の心配がないだけ気が楽だ
カメラとスマホだけを持って出発

通行止めは無いが一般車の通行は禁止だ。

 

人っ子一人いない歩道を歩きだす
慰めは秋の花と野鳥のさえずり

 

道は緩い登りになっており若干疲れるが気温が低いため汗はかかない

やがて正面が行き止まりになる


この行き止まりは昔は開墾されて畑が横並びにあった

現在は、左右に歩道がありT字になっている。

 


この左一角が「旧新野幌小学校」があったと思われる場所

駐車場から徒歩でちょうど15分歩いた。

 

特にそうなのかと思うのは、雑木が少なく開けていること
現在の「野幌小学校」の子供が描いた絵があること
昔の航空写真には学校のような建物があることだ

 

なんとなく草分け道のようだが この辺が入口だったかも?

 

水道仕切り弁で給水施設があった証明になる

 

いずれにしても何もないというか、その確認も出来ないくらいの藪だ
やはりこういうところは雪の降る寸前の晩秋がいいだろう

2024年9月22日撮影

 

これで「江別市の閉校巡り」は現時点で終了。

 

 

 

「旧北海道札幌盲学校」

 

開校:昭和15(1943)年
閉校:平成27(2015)年
校舎:()年竣工

江別市大麻元町

 

  • 平成27年3月31日 - 北海道札幌盲学校と北海道高等盲学校が統合のため閉校。

  • 平成27年4月1日 - 北海道有朋高等学校跡地に「北海道札幌視覚支援学校」が開校。

 

昔は盲学校と呼んでいた
現在は視覚支援学校である 

「札幌」と名が付くが、昭和15年当時は大麻は札幌だったのだろうか?

昭和10年時に江別町では「大曲」「麻畑」「樹林地」の3部落を統合し
「大」と「麻」の字をとって「大麻」となったとあるので当初から江別ではあった。

 

隣には大型施設がある「ココルクえべつ」がある
スーパー銭湯や支援型のパン屋、リハビリテーション、特別養護老人ホームなどがあり、隣接しているのでお互いから見える。

 

旧学校は門が立派で現在もプレートがある
進入路にチェーンや立入禁止の札が無いので中に歩を進める。

さすがに雑草が伸びてきている
校舎の1階は板張りをしており覗くことも出来ない。

左手の樹林帯に小さな碑が見えるが雑草に阻まれズームにて。
記念碑とある。

おそらく裏側にグラウンドなりがあったと思うが現在はパークゴルフ場に活用された。

 

上から見ると「エ」型の校舎で、真ん中の縦棒に当たるのが体育館かもしれない?

玄関の形状などデザイン性を見ることができる
もったいない建物ではあるが今後の活用はあるのだろうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


2023年7月撮影