地域猫活動をしていると、苦情は鳴き声、臭い、糞が定番ですが、中には、(野良猫は、皆、病気で菌を持っているから)と言う人もいます。だから、どうしろ・・と?
捕獲し、手術する所までは、大概の人が反対しませんが、元の所に戻すと言うと、(何故?折角捕まえたのに、他所へ連れて行ってよ~)と言う人もいます。それは、犯罪にあたると説明すると驚きます。そして黙る・・・
困る苦情は、(手術した猫に餌をやらなければ、食べられなくて死ぬか、他所に行くのに、どうして餌をやるんだ)と言われることです。
食べられなくて、ひもじい猫は、鳥を取ったり、ネズミを捕ったり、ゴミをあさったり、なんとか頑張るでしょうが、その姿を見ると、必ず、こっそりと餌をやる人が出てきます。隠して置き餌・・・
餌やりは、夜中でも、早朝でも現れ、それを目当てに、別の場所からも猫がやって来ます。置き餌目当てにカラスも、増えます。どこかへ行ってしまった猫なんて、ほとんどいません。ほとんどが、産まれた場所で、生きてきたのです。こっそりと餌を貰って・・・
こっそりと餌・・・が問題を起こします。
私が餌をやっています・・・と、堂々と言えるように、少なくとも不妊手術をしてほしいものですが、それが出来なければ、地域猫になれるようにしてやってほしいです。
手術後も、餌やりを含めた、猫達の適正管理は必須です。