可愛い長毛のテディくんは、デリケートな先住猫ちゃんの所に行きましたので、少し心配でした。
お届け当日も、先住猫ちゃんは遠くから覗く感じで、近くにいくと隠れてしまいます。 里親さんに、テディくんのほうよりも、先住猫ちゃんの様子を観察するようにお願いして帰りました。
テディくんは案外、猫見知りしませんし、大人しい子ですが、先住ちゃんは予想通りのビビリちゃんだったようで、近くにいるのは平気そうだったのに、吐いたりしてご飯が食べられなくなりました。 すぐに病院に行かれましたが、ストレスですからねえ。
普通は、先住猫の具合が悪くなったら、すぐにトライアル中止にしますが、先住猫ちゃんは誰が来てもこんな感じだろうと思ったので、むしろテディくんのほうが良いのかなと思って様子を見る事にしました。 3日も経つと慣れてきて吐く事もなく元気に、一緒に遊べるようになったので、無事に正式譲渡となりました。
テディくん妹のメロディーちゃんは、少し遅れてトライアルに入りました。
いつもテディくんが、かばうような感じでしたから、寄り添い守ってくれる存在がないと鳴くのではないかと思いました。 テディくんがいなくなった日は、やはり鳴きましたが、子猫が多い家ですから気は紛れたように思います。
里親家にはチワワがいて里親さんも猫は初めてです。 猫には下僕としてお仕えし、犬にはボスとなって躾していくんですよ。と話していましたが、到着してみれば、犬にも下僕状態。 誰がボスがわからないような状態でしたから、犬と猫ももう勝手に仲良くなっていまして・・・正式譲渡となりました。 ワンちゃんがテディくんの代わりになっている感じでした。
しっかりと育てて頂きたいと思います。