美咲ちゃんちの投稿記録

保育士と3人の育児と中国新聞天風録川柳、ヤングスポットへのコメント、イクちゃんブロガーの取材、3世代新聞投稿の記録

親子で川柳投句「平番」掲載

2016-04-30 10:36:29 | 川柳「平番」
長男と次女と私で川柳を投句しています。

掲載された川柳のご紹介。



近詠

「春色のスーツはあるが入らない」

「その価値が分かって話す人になり」

「ごめんねをありがとうへと変えていく」

「明日からは痩せると決めてまた食べる」

「インフルで親子の時間取り戻す」

「川柳に毒を吐いたがいい言葉」ママ


「川柳に毒を吐いたがいい言葉」


淡路先生からのコメント

川柳は人間の気持ちを表現する詩ですから、いつも美辞麗句を並べていられるとは限りません。下5の「いい言葉」という措辞に救われた思いがします。


「やる事を終えた後のメシ最高」

「もういやだ学校行くのあきちゃった」

「お父さんノック打つ時笑ってる」

「ソフトボールいつも早起きたいぎいな」

「お父さんやる気を少し分けてくれ」

「ソフトボール球が取れたら楽しいよ」

「じいちゃんの作ったはっさくワンダフォー」小5 長男


「じいちゃんの作ったはっさくワンダフォー」

淡路先生からのコメント

おじいちゃんの作ったはっさくをもらった作者の喜びが伝わってくる句だ。「ワンダフォー」は「ワンダフル」のことだが、外国の歌詞にも使われているのでOKです。


「かみをきりきんちょうしたらねむくなる」

「むらさきのつくえがメッチャうれしいよ」小1 次女


「むらさきのつくえがメッチャうれしいよ」

淡路先生からのコメント

小学校入学を迎えた作者は、やっと机を買ってもらったのだ。姉さん、兄さんが机を持っているのに自分だけがなかったという淋しい思いから解放された喜びの気持ちが「メッチャ」の言葉に凝縮されている。



近詠は一人10句送ります。

子どもはできた句を送ります。

10句の中から選ばれて掲載されます。

それでも、1カ月前に送った句なので、今のこととは少し違った気持ちとなりますが、いい思い出になります。

その時の気持ちが残せるように頑張りたいと思います。

後日宿題の句などブログにアップしたいです。

最後まで読んでくださりありがとうございます。



親子で川柳「平番」掲載

2016-04-08 10:41:57 | 川柳「平番」
親子で川柳を投句しています。



掲載句をご紹介いたします。

課題吟「ダンス」安田 翔光 選 (香川県)

「お笑いの芸はダンスといわないか」長男

「親友のダンスはいつも駆けつける」 ママ

「にじいろのドレスでダンスしたいんだ」次女


わたしの好きな句塩谷 邦子 推薦 (平番・平成28年3月号近詠より)

「受験の日雪をも溶かす母の愛」 ママ

「ソフトボールグズグズ言ってごめんなさい」 長男

「おにいちゃんきらいだけれどだいすきよ」 次女


宿題「なめらか」飛田 陽子 選

「なめらかはあまりくわしくわからない」 長男

「なめらかなタッチで響く子守歌」 ママ


宿題「拭く」淡路 獏眠 選

「みいちゃんはつくえをふいたことがない」 次女

「机拭き一番楽な掃除です」 長男

「フルートはキ―を持たずに拭き仕舞う」 ママ


番傘各地句報(1月句会)森口 美羽 抄 

「ひらひらとペラペラなもの落ちてくる」 長男

「すいとうもおこめもあらうのができる」 次女


次女も長男も大人にまじって投句をしています。

課題吟や宿題は掲載が最後の方がいい句ということです。

今回、いつも最初の方に掲載されていた子どもの句が私より後だったりします。

どんどん子どもに追い抜かれていく気がしますが、私も新しいことを吸収しながら、子どものつぶやきに気づいていけるようにしたいです。

次女は「川柳思いついたよ」とは言いません。

でも、課題をいうといろいろつぶやくようになりました。

575で57まで考え、5を後で聞いてみるとびっくりする展開になります。

それが、子どものよさだと思います。

その瞬間、ああ、負けたと思うのです。


川柳「平番」でワンポイントアドバイスについて

2016-04-05 16:20:58 | 川柳「平番」
昨日は閲覧541.訪問193でした。

たくさんの方、見てくださり、ありがとうございます。

昨日に引き続き、川柳の掲載されたものをご紹介いたします。



平番ワンポイントアドバイス淡路獏眠

原 「インフルで母のストレス最高潮」 ママ

下の句の「最高潮」の気持ちはよく分かりますが、6字で字余りになっています。ここは、少し自虐的な思いも込めて「真っ盛り」とされると字余りも解消されますし、そのストレスを笑い飛ばすという前向きな句になると思います。

添 「インフルで母のストレス真っ盛り」

原 「床を拭き仕上げは心込めワックス」ママ

この句は、仕上げのワックスという見付けは良いのですが、下の句の「込めワックス」が6音字で字余りになっています。

ここは、「心込め」が5音字なので下5に持ってきて、中7は「ワックス仕上げ」とされると字余りを解消できます。

添 「床を拭きワックス仕上げ心込め」

推敲について

原句を更によい句に練り上げること

表現を変える、修正する、語句の配置転換


説明描写

川柳は説明するのでは無く、描写しなければいけない。描写とは眼から頭脳にいれて、その光景を句によって再現することである。


原 「亀つかみ食べようとした1歳児」ママ

中7の「食べようとした」と過去形にされているので、説明調で終わってしまっています。ここは、現在形にすると、今まさに子どもが生きた亀を食べようとしている姿を詠むことができます。

添 「亀つかみ食べようとする1歳児」

今回ご紹介した句は私の句ばかりですが、淡路先生が直してアドバイスされています。

自分が考えた句が直されるということは「え?どうして?」と思うこともありましたが、理由が書いてあるので、なるほどと思えるようになりました。

なるべく字余りを防ぐことが川柳で大切なのだなあと思いました。

出来る限り、字余りを防ぐためには同じ言葉を短い言葉に置き換えてみたり、文字の配置を変えてみたり、いろいろしようと思うようになりました。

最近していることは川柳をとにかく思いついたらメモしておいて、次の日に書き変えて、長女に聞いてもらって、いい句(長女も共感できる句)だけ送るようにしています。

これがなかなかできませんでした。

捨て句を作るということです。

川柳を作るとついついただの説明のような句になってしまうのですが、もうひとひねりできるように努力しています。

それが、なかなかできません。

子どもはなんなくひとひねりしてしまうので、大人がびっくりするのです。

子どもの句というのは発想が豊かなので、普通思いつくような言葉ではないのでいい句のように思えるのかと思います。

私は川柳を通して、中学の長女に思いを伝えています。

昨日のブログは子どもたちの前で音読して発表しました。

子どもたちは1カ月前に作った句はすっかり忘れてます。

1カ月前の句が掲載されるわけですから、いい振り返りができました。


川柳「平番」親子で投句掲載

2016-04-04 18:15:28 | 川柳「平番」
親子で川柳を投句しています。

長男(小4)と次女(6歳)と私の3人の句が川柳「平番」の本に掲載されましたので、我が家の川柳だけご紹介します。



近詠 淡路 獏眠 選

「たいていのことが許せてまるくなり」

「何となくサンフレッチェとカープ好き」

「友チョコで毎年悩むラッピング」

「優しいと役に立たない保育園」

「悪い事すぐにしかって抱きしめる」

「水槽の掃除は今やエビ任せ」ママ


獏眠先生からのコメント

「水槽の掃除は今やエビ任せ」ママ

熱帯魚などの水槽は、買った直後は、小まめに掃除をして、ガラスにコケが生えて中が見えなくならないように心がけるのだが、段々と手抜きになって、コケや藻を食べるエビを一緒に入れて、水槽の掃除をさせるようになるのだが、人の常のようです。私は、エビだけでは足らないので、外国のドジョウを一緒に飼っていた覚えがあります。

「インフルは最初はじごく後ブラボー」

「ライトくん身体上着で暑そうだ」

「ライトくん物をかんだらもうダッシュ」

「インフルでスプラトゥーンはやり放題」

「スプラトゥーンインターネット魅力的」長男


獏眠先生からのコメント

「インフルは最初はじごく後ブラボー」長男

作者はインフルエンザに罹られて、熱や咳などで「じごく」をみたような気持ちになったのだろう。しかし、インフルエンザの症状が治まってもお医者さんの完治書がもらえるまでは、家にいなければならないが、その時間は、勉強や宿題も無くゲームのやり放題で「ブラボー」なのだ。

「すいぞくかんタコとくらげはだいきらい」

「かわうそとペンギンいるかだいすきよ」

「すいそうのさかなはねるのねないよね」次女


獏眠先生からのコメント

「すいそうのさかなはねるのねないよね」次女

作者は水族館に行かれたようだ。お魚の目を見ていると、人間のようにまぶたがないから、ずっと目を開いたままなので、作者は「ねない」と感じたらしい。でも、お魚も目を開けたまま寝るんですよ。

今日は近詠のみとします。

一人10句作りますが、子どもはできただけ送っています。

私の句は10句の中で6句選ばれて掲載されたということです。

長男はインフルエンザになって休んだ時がチャンスということで句を作らせてみたところインフルエンザの句満載となりました。

次女は宮島水族館に行って感動した日に句を作りました。

子どもが川柳を作る時は感動した日にすぐ作るといい句ができます。

長男の場合、休んだ日が狙い目です。

また明日宿題の句などお知らせします。


昨年の親子で川柳

2016-03-09 16:30:01 | 川柳「平番」
昨年の親子で川柳の投句掲載について。

3人の子どもたちと私の川柳を掲載していただいてます。

川柳で振り返ることができて、懐かしく思います。

よかったら読んでみてください。
川柳「平番」3月号に親子で投句
川柳「平番」の3月号に親子で掲載されました。みちしるべ「絵の色で子どもの心知る知識」 ママ淡路先生のコメント心理学の領域に入ると思うが、子どもの描いた絵で子ども...