美咲ちゃんちの投稿記録

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川柳「平番」3月号に親子で投句

2015-03-08 18:14:17 | 川柳「平番」
川柳「平番」の3月号に親子で掲載されました。



みちしるべ

「絵の色で子どもの心知る知識」 ママ

淡路先生のコメント

心理学の領域に入ると思うが、子どもの描いた絵で子どもの心理を垣間見る学問もある。寂しい時、悲しい時には暗い色調になり、嬉しい時、楽しい時には明るい色調になるそうだ。作者は、保育士、母として子どもと接しているから、子どもの描いた絵から、子どもの心を知ろうと勉強されているのだろう。


インフルエンザで私が寝込んでいる時に描いた次女の絵



次女は元気だったのに次女の顔も青くなっていて、びっくりしました。

しかも、太陽も真っ黒。きっと心配で仕方なかったようでした。この絵を思って考えた川柳でした。

インフルエンザの後、元気になったら私の絵も小さくなり、顔の色も青ではなくなりました。

絵の大きさも心と比例しているということです。

「インフルで鼻にぼう入れ泣きわめく」 長男

淡路先生のコメント

インフルエンザの検査は、鼻から綿棒を鼻の奥に突っ込んで鼻の粘膜を掻き取って調べるのだから、大人でも言葉にならない声を発するものだ。それが子どもならばと考えると「泣きわめく」という表現が上手い句だと思う。


「ワンちゃんのちっちは8こかわいいな」 次女

淡路先生からのコメント

子どもの観察眼は素晴らしい所がある。たぶん、自分と犬とを見比べて乳の数の違いに気がついている所が素晴らしいと思う。


「心拍数いつもと違う参観日」 長女

淡路先生からのコメント

参観日は児童にとって、親が見に来るというので特別な日だ。作者は、「心拍数」がいつもと違っていると詠んでいる目の付け所が素晴らしい句だと思う。


平番ワンポイントアドバイス

原 「シュート来てころんでみたけどむだなこと」 長男

淡路先生からのアドバイス

中の句の「転んでみたけど」が八音字で字余りになっています。ここは、「転んでみたが」とされると字余りを解消できます。


添 「シュート来て転んでみたがむだなこと」

課題吟「救う」 田岡 弘 選(香川県)

「199交通事故で救われた」 長女

「戦争でひん死の人を救い出す」 長男

「うなづいて聞いてもらうと救われる」 ママ


私の好きな句(平番・平成27年2月号近詠より)堀 さちこ 推薦

「捨てないと大事なものを捨てられる」 ママ

「大人の手ガサガサすぎて気持ち悪い」 長男

「犬の名をみんなで言って呼び寄せる」 長女

「あったかいおかあさんのてねむくなる」 次女


宿題「転ぶ」 若山 宗彦 選

「はしったらどんぐりやまでころんだよ」 次女

「サッカーでスライディングし転ばせる」 長男

「長縄に参加したいが転ぶかも」 ママ

「自転車で転んでしまいトラウマに」 長女

「転んでも大事な子ども守り抜く」 ママ


宿題 「まず」 淡路 獏眠 選

「冬休みまず書き初めをやっつけろ」 ママ

「朝起きてまずはトイレへ猛ダッシュ」 長女


番傘各地句報(12月句会)森口 美羽 抄 

「参観日忘れ物してあせる顔」 長女

最後まで読んでくださりありがとうございます。

現在、3人の子どもと一緒に川柳を考えることをしています。

長女には朝、机に紙にお題を書いておいて、じっくり考えるようにしています。

長男には寝る前にお題を言って携帯にすぐメモするようにしています。

次女は実際に物を見せたり、そのものを見ている時に句を聞くようにしています。

実際に考えた後に私の句を長女と長男に言います。

同じ課題を考えると年齢によって感じ方が違うところがおもしろいなあと感じます。












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