美咲ちゃんちの投稿記録

保育士と3人の育児と中国新聞天風録川柳、ヤングスポットへのコメント、イクちゃんブロガーの取材、3世代新聞投稿の記録

「キノコ狩り 古里思う」

2016-10-07 10:55:29 | じいじ掲載文
先日、私の父の投稿が中国新聞の広場欄に掲載されました。

よかったら読んでみてください。

「キノコ狩り 古里思う」

私は広島県北に生まれ、高校を卒業して広島市に来た。18歳まで過ごした山間の地が古里だ。秋が近づくと、母と行ったキノコ狩りを思い出す。

稲刈りが始まる頃の楽しみは、仕事の合間のキノコ狩りだった。

マツタケは母が次々に見つけ、私は一本も見つけられない。でも、20本ほどのホンシメジを見つけた時は母も喜んでくれた。「匂いマツタケ、味シメジ」と言うように、ホンシメジはとても味がいい。

竹ナバの味もホンシメジに劣らない。乳白色の形の整ったキノコで、かさの直径は10センチほど。広島市植物公園で竹ナバのことを話したら、オオイチョウダケだと教えられた。

竹林に生えるから地元の人がそう呼ぶようだ。あまり人はしらない美味なキノコ。たくさん採れて母の背負い籠に入りきらず、着ていたモンペに入れて帰ったこともあった。

天日干しや塩漬け保存もした。もう一度食べてみたい忘れられない味だ。

中国新聞広場欄 2016年9月21日掲載  じいじ 79歳


中国新聞には「イチョウダケ」と書いてありましたが、「オオイチョウダケ」が本当だそうです。

オオイチョウダケはマツタケなどのキノコより、1か月ほど早く生えるそうです。

「オオイチョウダケ」



キノコは店で買ったことしかないので、キノコが自分で収穫でき、食べられるとどれだけ嬉しいし、おいしいかと思います。

父と同じくらいの年の方から「文章を読んで懐かしく思いました」と言われました。

懐かしい気持ちになる文章もどんどん投稿してもらいたいなと思います。


「かれんな花育て33年」

2016-06-10 10:59:26 | じいじ掲載文
中国新聞広場欄に父の文章が掲載されました。

よかったら読んでみてください。

「かれんな花育て33年」

タレユエソウ(誰故草)とも言い、直径5センチほどの青紫色のかれんな花を咲かせるエヒメアヤメ。

かつては西日本各地の里山に自生していたが、開発と乱獲で絶滅の危機にあり、今では三原市沼田西町などの自生地で、国の天然記念物に指定されて残っている。

このエヒメアヤメの復活を目指した人がいた。府中市上下町の故原田一郎さんだ。

原田さんは試行錯誤を繰り返し、長い年月をかけてエヒメアヤメの開花と採種に成功した。わが家でも、原田さんから頂いた種を鉢で育てて33年になる。

勢いのよい頃には250花も咲いたが、年々衰え、昨年は8花、今春は咲かなかった。

そこで、植え替えをしようと大鉢を返してみたら、鉢全体に巻いてボール状になっているはずの根が短くなっていた。根を傷めずに株分けできると思い、3鉢に分けて植え替えた。

来年の春には、無事に活着し、かれんな花を咲かせてくれるのを楽しみにしている。

2016年6月8日 中国新聞広場欄掲載 じいじ 79歳


「父が育てたエヒメアヤメ」




「スマホの便利さ実感」

2015-02-04 11:14:25 | じいじ掲載文
先日、父が中国新聞広場欄に掲載されました。

よかったら読んでみてください。

「スマホの便利さ実感」

長く愛用した携帯電話をスマートフォンに替えて2カ月がたった。

画面が広くなった。画素数が多く、写真もきれいに撮れるので、孫たちの写真を娘とメールでやりとりするのに好都合だ。

スマホには電話機、テレビ、ラジオ、パソコン、電卓、辞書などの機能がある。

いつもポケットに入れて持ち歩けるのでとても便利だ。小さくて軽い文明の利器だ。外出中、気になる野球の試合経過を見ることもできる。インターネットで調べ物をする時、最新情報で見られるのもよい。

医者にかかるときに医学情報でチェックができ、バスの乗り換え時刻もすぐに表示される。地図や歩数計まで備わっている。

携帯電話会社の競争が激しく、新しい機能が次々に開発されるので、2年で機種を交換するのが標準のようだ。

家にいる時も外出時も、手放せないものになってきた。認知症の予防にもなりそうなので、上手に付き合っていきたい。

2015・2.2中国新聞広場欄掲載 じいじ 77歳


私の携帯もスマホですが、購入して2年で自動更新です。

まだ壊れてないからと思って、そのまま使っていると壊れました。

私はiPhone4sでしたが、メモ欄がまず消え、開かなくなりました。

そして、Wi-Fiがつながらなくなり、バックアップがとれなくなりました。

それでも買い変えなかったのはパケットし放題の料金が変わったからです。

そして、乗り換えには料金が発生するからです。

子どもが動画をよく見ますが、パケットし放題なら、料金はかかりませんが、新しいスマホにすると制限が出てくるようになりました。

そんなことでスマホを買い替えていなかったのですが、ある日、スマホを開こうとするとスタートの画面が動いておかしなことになりました。

これはいけないと思い、すぐ買い替えることにしました。

新しく買ったスマホです。



以前はロック解除するには4ケタの暗証番号を押さないといけませんでしたが、指紋認証をしていると親指をあてるとすぐ開くようになり、とても便利になりました。

iPhone6が出回る中、私はiPhone5sにしました。

結構、今も小さくて人気があるそうです。

ポケットに入れやすくとても気に入っています。

父は携帯でいろいろなところの写真を撮ってメールで送ってくれます。

それをブログで紹介したりする時、スマホで撮った写真はとてもきれいです。

ブログもスマホで見てくれているそうなのでよかったなあと思いました。


「森林再生 木材活用を」

2014-10-17 09:17:10 | じいじ掲載文
今日の中国新聞の広場欄に父が掲載されたのでよかったら読んでみてください。

「森林再生 木材活用を」

日本の森林は国土の約7割を占めている。国の宝とも言うべき森林が今、危機的な状況にある。

昭和40年代から建築用材が輸入材に代わり、燃料の木炭は石油、石炭などに代わった。売れなくなった樹木は、伐採しないまま放置されている。

高齢化した森林は二酸化炭素の吸収力が低下し、温暖化防止の機能を十分に発揮できなくなる。

広葉樹は若いときに伐採すると、根っこが強いので根吹きが良い。若い木は二酸化炭素の吸収力が高い。京都議定書では、日本の温度効果ガスの排出削減目標の3分の2は森林が担っていた。

高齢化した森林を放置すると、山崩れや崖崩れなど土砂災害が起きやすくなる。さらに倒木が混入した土石流は、被害を倍増する。

森林再生の鍵は、国産材の計画的な利用を促進することにある。

私の提案は、わが国のエネルギー計画の中に木材の利用を入れることだ。火力発電に木材を利用すれば、電力の安定供給と地球温暖化の防止、防災、地方再生にも寄与すると思う。

中国新聞広場欄掲載 じいじ77歳


みなさんからのコメントを紹介いたします。

 木材活用のことを書かれて、「へええ、そうなのか」と思い、エネルギー活用への希望の光を感じました。よろしくお伝えください。

みんなの知恵を集めれば、可能性が広がってきそう。嬉しくなりました。I.Oより

 「森林再生」の大切さを読者が確認した投稿だと思います。

森林のもっとも大きな役目は「二酸化炭素吸収」ですが、西条などの「美味しい酒作り」や瀬戸内海の「良質のカキ作り」等にも大きな役目を果たしていますね。

おめでとうございます。K.Sより

 うちの田舎でも、父の代から村の共有林というのがあって年1回の山掃除があり、うちは出席できないので欠席代金を払っていました。今では、高齢化して役員の方が見回りだけして掃除はされていないようです。総会が年1回あり、お弁当が出るみたいですが、それも欠席なので、欠席代を毎年払っています。権利を放棄したくても、みんなも同じで今の時代に買いとる人なんかいません。
ほんと、お父さんの言われること、もっともです。T.Sより

お父さんの投稿おめでとうございます。

親子で、広場のことで話が出来るなんて、うらやましいです。

ボツが続くと休みたくなりますが、書きつづけることは 大切ですね。

ブログ いつも見ています。

3人のお子さんの成長を私の孫と重ね、楽しんでいます。K.Yより


朝早くからコメントをありがとうございました。

親子でこのような話をすることはないので、掲載された文章をブログでアップすることにより、私自身もしっかり父の文章を読むことができます。

最後に父からメールが来たので紹介いたします。

投稿から12日めの掲載。毎朝期待しながらポストに行って、何故掲載されないのかと思い、ほとんど諦めかけていました。社会にインパクトを与えることを書きたい、それも中国新聞の「広場」でしたい。いま一番言いたいことを書く。今回は特別に力を込めた。今日の社説は「土砂災害防止法の改正」、社説に並んだ「広場」トップに掲載した新聞社の配慮に感謝する。みなさん、コメントありがとうございました。

読んでくださりありがとうございました。


「広島復興 写真で追想」

2014-08-24 09:00:22 | じいじ掲載文
昨日中国新聞の広場欄に父の文章が掲載されたのでご紹介します。

「広島復興 写真で追想」

泉美術館(広島市西区)で開催中の写真家明田弘司さんの写真展「広島の記憶 忘れちゃぁいけん、あの頃」を見た。

原爆で全てを焼き尽くされた広島は驚異的な復興を果たした。来年は被爆70年を迎える。

明田さんは、原爆被災後の広島の復興を、ひたむきに庶民の目で撮り続けた人である。

焼け野原に汗と土にまみれて働く人々の力強い営みがある。リアカーに幼児をのせて行商する母親、百メートル道路の建設にも、もっこを担ぐお母さんたちがいた。

子どもたちは、子守などの手伝いをしながら遊んでいる。みんな一生懸命だった。家族を大切にし、近所付き合いのある生活だった。

貧乏な暮らしでも子どもたちは明るく元気だった。今の広島があるのは、力強く前向きに生きたあの頃の人々のおかげだと思う。

写真展を見て、私たちは豊かな生活に慣れる一方、大切なものを失っているのではないかと思った。忘れちゃぁいけん、あの頃。

中国新聞広場欄掲載 2014年8月23日 じいじ77歳


父の投稿文と気付いてくださり、コメントをいただいたのでご紹介いたします。

 「広場」掲載おめでとうございます。お父さんも、常に前向きに日々過ごして居られる様子に関心します。

泉美術館、商工センターにあるいずみが所属している美術館ですよね。

前に主人と何回か行ったことがあります。T.Sより


Sさんのご長男さんがたまたま昨日行かれたようで、「懐かしくたくましい昭和の写真だった」と言われたそうでした。

 「土砂災害」関係が優先の現在の「広場」にあったよくも3席に食い込まれましたね。おめでとうございます。K.Sより

コメントありがとうございました。

私も父と一緒に泉美術館に行ったことがあります。

係の方も親切で、とてもいい美術館です。

また行ってみたくなりました。