おなじ、夜桜みるなら、キモノ着たいよね?
着なくてもいいって? いい。
でも、着た方が自分が嬉しい。
シンプルにいこう!
ヨガのあと、ジムで着替えはじめる。
フラメンコレッスンの後、鏡のないところで、袷とお太鼓まで10分内!主義だったね。
まあどうでもいいことだけど。
で、ロッカールームのはしっこ(人気がない)のひろびとした「ひと気」のないところで思いっきり着付けはじめると、
たまたまお一人、そばのロッカー利用のおばさま。
「えーキモノ着るの?おでかけのお帰り?」
「いや、桜みにいくのに、着る方が楽しいから着たいんです♪」
「んっまぁー。あなた広島のひとじゃないでしょ?どこの人?」
この言葉は私が広島でよく頂戴するおコトバ。
おばさま興味しんしんで、私質問攻め。
ポジティブ系なのでこちらも誠意をもってこたえる。
異質なものを見る空気に包まれながら着替えるより、
楽しく会話したほうが、はるかに気持ちがいいので、
「面倒がないっていったらウソになりますけど(笑)、
たんすのこやしにしても仕方ないし、着たいので
気合だけで着てます(笑)」
「そうよ、あなた!私も母におしゃれはちゃんとしなさいっていわれるので
里帰りするときは特にきをつけているのよ。」
そうなんですねぇ
伺いながら、宇野千代さんのことばを思い出す。
おしゃれは女にあてているのだ、でしたっけ。
女性から素敵とおもわれるお洒落こそがしていて楽しいのだ。
あとで本みてかきなおそう。(笑)
うんしょっ!と腰紐についで、帯締めだけはしっかり締める。
「あら、私がしめてあげるわよっ!」
「いえ、満腹食べる程度のゆるさはほしいので、自分で加減しながら締めてます。」
名古屋も締めた。後ろ姿鏡でチェックしたい・・・が鏡は遠い。(30歩ぐらい?)
みてきますねー
「いーからあなた!ちゃんと綺麗に着れてるわよ。心配ない。鏡なんてみなくて大丈夫よっ!」
なぜだか説得に入って、いかせてくれない。
そんなわけにもいかないわ。振り切って(なぜ??)チェック。
鏡ちぇっくぐらいしてもいいじゃんねぇ(爆)
「あなたまたここで着替えてちょうだいね!また会いましょうね!」
そう思ってもらえるとは・・・
面白いものだわ^^
そうだった。私にはキモノ人口増やす使命があったんだった。(ないない)。
一番の理由は単価がさがってほしいからお仲間消費者が増えるといいな、でしたね。
反対に減ってる気もする・・・・
みんなで、着よっ!
そしてみんなで単価さげましょ。