2007/07/14 記
“2010.com” ベンチャー、その新しき生き方!
「 Corporation to Human Capital (C to H) 」
「企業から個人へのパワーシフト」
21世紀の潮流を展望しつつ “2010.com” として10年後の企業モデルを論ず!
・ビジネスプランを次々に出していき、一つに絞り込んで立ち上げていく。
・アイデアを出す人のベースを広げていくこと、その質で勝負すること。
・小規模の検証プロセスが大事である。
・チーム内での成果配分の仕組みが大事であり、透明感のあるインセンティブが大事である。
・失敗は奨励せよ、但し同じ失敗は繰り返させない。
・途中のプロセスには、正解がない。 最もまずいのは失敗を恐れて決定しないことだ。
ウマニンジン型の「Money Driven」型成果主義では最早充分な機能をなさない。
非金銭的な魅力に報酬がバランス良くついてくる「Money Follows」型成果主義への
転換が今、求められている。
・企業において閉ざされた社会状況の中では、多様性や緊張感が失われてしまい、その状況下
での成果主義導入は、ウマニンジン的な「先ず金銭的報酬ありき」の仕組みから脱却できない。
「Money Driven」 であり 「Money Follows」 とはならない。
それは、やがて「成果(評価)の客観化」に力を注ぎ「管理の強化」へと向っていく。
組織の中に小さくても 「ちゃんと機能する市場型組織」(企業内市場組織) を 作り出す
方がはるかに効果が大きい。
・会社を一挙に変えよう等と言うのは妄想である。 全体を変えるといった文化革命論でなく
今までになかった「新しいこと」を選ぶこと、実際に儲かる事業を実際の立上げまでやらせることだ。
コースに乗った後はノーリスクで昇進していくというパターンではない。
組織や個人に意思決定権が与えられ、判断への必要情報がオープンにされている「高い自律性」が
必要である。
要するに、勝ち負けが一定の期間ではっきりする仕掛けと人材への「機会の享受」が大切である。
今や一流の企業の一流の人材が、本気で自律の道をさぐりだしたようだ。
「株価低迷」企業や「負け組み」のレッテルを貼られそうな企業が力強く再生するには、
現状の役員体制を壊し、ゼロベースで作り直す、建設的「役員解体」にしか道はない。
できなければ、市場からも顧客からも社員からも見放され、「消滅」へのプロセスを突き
進むことになる。
Watson Wyatt Review (Vol.17) よりの一部抜粋。
なるままに記
財政難で合併協議会の再開等、様々な問題・課題を抱える各地の行政の有り様にしても職員の再教育と個々人における指向性の変革と組織における硬直化を柔軟にして迅速なる対応可能な組織へと変貌させるとの観点からも・・・参考になるのでは?
以上、チョット厳しい論調もアリ~? ・・・ でもな~んか納得したりして。
興味ある方は読んでみたら?
アクロス福岡 西オフイス9F ベンチャーサポートセンター へ。
TEL:092-725-2729
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