アコギおやじのあこぎな日々

初老の域に達したアコギおやじ。
日々のアコースティックな雑観

2冊目の教本へ

2009-09-30 | Weblog
 ヴァイオリンの教本が、きょうから2冊目に入った。購入したのは1ヶ月前。しかし、なかなか入っていかなかった。

 1冊目の中で安穏と過ごしていたい気もあった。



 1冊目より格段に高いのだ。値段はもちろん、内容も。


 店員さんが「大人からスタートした初心者さんでは2冊目まで進んだ人は初めてです」と言った。


 先生は「…。」


 店員さんの言葉は、おそらく本当だ。



 この店はロックばっかり。クラシックをやっている人は、ほとんどいない。

 
 2冊目に進んだ人は、ほかの店ではきっと大勢いる。この店にだけ、おれが初めてなぐらい、いないのだ。




 おれが2冊目までいけるとは、おれが思っていなかった。




 自慢だが、

 努力した。



 音を出すのに、半年くらいかかった。最低限の音階を獲得するのにまた半年くらいかかった。


 家の中で、消音器をつけて夜中の2時、3時まで練習した。


 妻に呆れられた。


 でも、続けた。



 禁煙した7年前と同じような心持。

 周囲の予想を覆したかった。

 ただの意地張りだった。



 で、覆した。





 2冊目初日。


 難しい! 早くも挫折の予感。



 でも、きっと、また、できる。


 10年後か、20年後か、

 きっと、3冊目にも行ける。



 続けるから。
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