2006年にこのブログを始めてから、「とにかく、書くこと」を第一に続けてきた。ほかにブログを立ち上げたこともあったが、このブログだけは、入院中の1ヶ月だけは除くが、毎月更新し続けてきた。
が、先月、2013年2月、初めて更新を怠った。書いてはいたが、インターネットにつながる環境になかったのだ。で、悔しいから、今更ながら更新。とりあえず「記録」として。
(1月30日)
安倍と麻生。テレビでこの2人が並んでいる図を見るにつけ、ダメ総理ナンバー1、2がコンビ結成? と思う。
人材不足、ここに極まれり。
ボンボンでボンクラの最強コンビではないか。
隣の国のボンボンを笑ってばかりもいられない。このA・Aコンビ、隣の国のボンボンと同じく、国を滅ぼすボクちゃんなのではないかと危惧する。
つらいことがあると、お顔真っ青、すぐにおなかポンポンが痛くなって学校を休むシンゾウ君。
おうちの力を背景に弱者には無類の強さを発揮する、ぬるま湯限定の強者タロウ君。(この人が震災時に総理でなくて良かった。「ミゾユウ」とか言われたら、復興への意欲がさぞ殺がれただろう)
ヨシヒコ君、こんなボンクラどもに操られたなんて悔しいよね。きみ、政治家としてはまじめすぎるんだろうね。
でも、戦争に乗じて大儲けした家のボンボンよりはずっといいと思う。一代で総理までなったのだから。また、「辻立ち」から始めてください。2大政党制の真の実現を待っています。
「臭いものにふた」「原発国策」の自民党政権に戻ってしまったけれど、どれくらい続くだろうか?
「しっかりと育てねば」。
A・Aコンビを見ていると、子どもをきちんと育てることこそが国の一大事である、と再認識させられるのである。
(1月31日)
音楽って、いいなぁ。
いまさらながら。
◇
福島の単身アパートの室内、雑然と積まれたレコードやらカセットテープやらCDやらMDやら…。
いわきの実家、それに郡山の自宅、それぞれの家の住人に疎んぜられていたたくさんの音源が、行き場を失って、いま、福島のアパートに集合している。
それらを少しずつでも整理していかなくてはいけない。で、カセットの音源をUSBに手軽に移せる「オーム RCS-C416K-K」を購入した。値札には6980円とあったが、粘って4600円にしてもらった。
2380円の得。
さっそく、円生、三木助、小さんの落語のカセットテープをUSBに入れ、カセットテープは捨てた。それまで使っていたラジカセよりも格段に音質が良い。最近の道具はすごいなぁ。
CD音源をUSBに入れたものも再生してみた。木野雅之さんのバイオリン。
良い。
でも、今回一番満足したのは「ロッキー」。映画のサントラ版だ。
中学1年のとき、映画館に何回も見に行った(多分、3回。映画は一回1500円だったと思う)。街角に貼られていたポスターがカッコ良かった。真っ白な画面の中央に、小さなシルエット。グラブを外したボクサーと女性が手をつないで歩いている。
自分の初恋に重ねて、妄想を膨らませていた。
ファンファーレ的なテーマ曲は、高校時代には目覚まし代わりとしてたいへんお世話になった。
先日、車で聴いていたら、息子が「カッコイイね」。時代に左右されない価値というのもありますなぁ。
(2月19日)
「もう9年か…」
年齢を重ねるごとに“実感的な時間スケール”が急加速で短くなってきている。
自分のことはもちろん、子どもに関しても。
◇
寝室の暗闇の中、全身を耳にして、息子の寝息を探す。
じき、息子の寝息を見つける。寝息は体に染み入り、やがては、血液のように私の体中を巡る。
週に一度しか子どもに会えない単身赴任のおれにとっては、これが手早くかつ効果的に息子の存在を体感する方法だ。
先週の金曜日、息子は9歳の誕生日を迎えた。
仕事を終え、単身アパートに立ち寄ってから大急ぎで帰宅した。なんとか、息子と一緒に寝ることができた。
一緒に風呂に入って、一緒に布団に入った。
寝室の暗闇、息子の寝息を聴きながら、息子が生まれてからの年月を辿ってみる。
1歳から3歳ころまでの誕生日は、それぞれの誕生日の出来事を鮮明に覚えている。ところが、4歳あたりから記憶が大分あやしくなってくる。実際、3歳の誕生日のことはすぐ思い出せるが、7歳の誕生日に何をやったか、記憶を掘り出せない。
で、9回目。
「もう」というのが実感だ。
ありがとう。
(2月26日)
三度(みたび)、テレビをアパートから追い出した。
今月初め、サッカー日本代表の試合が見たくてアパートの押し入れにしまってあったテレビを出した。サッカーの試合が終わったら、また押し入れにしまおうと思っていたのだが…。
「せっかく出したついでだから」とスキーやバイオリンのビデオを見た。が、数日後、会社から帰宅すると、まずテレビをつける生活に。で、すぐにバラエティ番組を漫然と見るという生活パターンにはまってしまった。
テレビの前でなんとなく時間が過ぎ、気が付けば就寝時刻。でも、ふと脳に問いかけてみる。
「このバラエティー番組、おもしろいの?」。
さすがに嫌気がさしてきた。
テレビって、依存症だな。タバコやアルコールと同じ。
なくなると当初はツラい。でも、ないことに慣れれば、とても快適な生活があるのだ。
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