「マルマル モッコリモッコリ…、ツルツル テカテカ あしたは ハゲるかな~♪」
一部のお母さんが失笑も漏らした。それが「受けた」と感じ取ってしまった息子は、ますます増長。しまいには踊りだした。
年明け早々の避難先での1コマ。
朝の7時前、宿泊者たちが講堂に集まって、これから朝のラジオ体操を始めようかというとき、「マルモのおきて」の主題歌が明るく流れてきた。
数人の子どもたちが、やおらステージに上がって歌いだした。
冒頭の歌詞。曲はよくは知らないが、替え歌だということはお母さんたちの失笑ですぐに分かった。
日ごろから悪ふざけが過ぎる息子をたしなめている。
この場でも、壇上から下りるように言ったが、施設の職員の方は「ラジオ体操が始まるまでは踊ってていいよ~」と笑顔。ほかの子どもたちも、その言葉に勢いを増して踊っている。
ついつい暗くなりがちな避難先。ここに流れてきた明るい流行歌と、子どもたちの元気な歌と踊り。確かに、やめさせるのは無粋だと思い直し、したいようにやらせることにした。
そういえば、悪ふざけも成長過程の1つとする育児書の話を思い出した。
◇
うんち、ちんちん、おっぱい、おけつ…。いま、そんな言葉が大好きだ。
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