湖のほとりから。

花と空と心模様を写真と詩と文に託して。

旅先にて

2018-03-22 07:23:09 | ポエム
旅先は
不思議な気持ちになる

どこかで見たような景色
初めて見たような景色

混ざり合いながら

こんなに遠くに
来てしまったんだって言う気持ちと
やっとここまで
来て初めてのワクワクに出会える気持ちと

混ざり合いながら

それでも
繋がっている人とのやりとりは
いつもと同じように続いていく
文明のリキは
距離を無関係にしてしまうのね


それなのに
一番繋がっていなきゃいけない人が
一番遠くにいる
ここにも年老いた
母に似た人がいる


顔をみた途端に
私は泣いていた


思わず
もう、私の母は
『あなた1人だけになりました、元気で長生きしてね』って
声にならない声を絞り出していた

お彼岸の中

色んなことが起きる


揺さぶられていく気持ち

ずっと
自分の母のように
手をにぎり
さすりながら
うんうんと話を聞いていた


お土産に持っていった藍染のスカーフを気に入ってくれたの


こんなに
愛おしくなるなんて


もう1人の母
昔は私を嫌っていたでしょ。
知ってるよ

今は
目の奥に見えるよ、優しさが。

だから
私がいるときは
安心して
その身を託していいからね





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