「いっぽ」のつぶやき

健康に福祉にボランティアにと、自分らしい人生を過ごすために、一歩ずつ歩んでいる「いっぽ」のつぶやきです。

行列のできる法律相談所でカンボジアに学校建設

2008-02-18 21:39:34 | ボランティア
昨日、新聞のテレビ欄を見ていたら、「行列のできる法律相談所」に「カンボジアに学校建設に13人の大物が」という見出しが出ています。何だろうと思って見てみたら、島田紳助さんがカンボジアに学校を建てようとみんなに呼びかけているようです。
有名人100名に絵を描いてもらい、4月にオークションにかけて、その収益で学校を建てる計画だそうです。

ちょうど萩本欽一さんに絵の依頼に行ってたのですが、そのときに事情を説明するために、前回放映されたビデオが流されました。

カンボジアの小さな村に住む女の子、スレイナちゃんは13歳。
貧しくて学校へ行けず、勉強をしたいと訴えていました。
近くにある小学校は屋根だけで、雨が降れば濡れてしまうようなところ。
しかもその村には子どもが300人もいるのに、先生は3人しかいません。
小学校3年生までしか通えないのです。
隣の町にある別の小学校や中学校は20kmも離れていて、妹たちの世話をしているスレイナちゃんには通うことができません。
村はずれで拾った英語の教科書を、いつか読んでみたいと、大事に持っていました。

ただその映像の中に、地雷が爆発するシーンと共に、ポルポト派の兵士が銃を持った映像があり、貧しさのためにゲリラに加わる子どもがいるとの説明があったのにはびっくりしました。
私の知る限り、ポルポト派はすでに壊滅していますし、子どもたちが銃を持ってゲリラとなるようなことはないはずです。
以前のものを見ていないので、抜粋されていて、私の見間違い、聞き間違いかもしれませんが、誤解する人もいるかもしれません。
地雷の被害に苦しんでいることは確かですが、今は平和で戦闘が行なわれることはないのに、なぜこういう映像を流したのか疑問です。

とにかく、それを見た欽ちゃんは、スレイナちゃんが学校へ行けるよう、ぜひ絵を描こうと、約束してくれました。
その他、石坂浩二さんやちばてつやさんなど、有名人が続々と名乗りでています。
これだけの有名人が一同に集まれば、すごい金額が集まることでしょう

それに比べたら私たちの活動は、一枚150円の押し花しおりや50円のクジ、数百円の不用品など、売上はわずかな金額です。
しかし、たくさんの一般の人たちが関わってくださっていますし、特に多くの子どもたちが、自分たちの少ないお小遣いの中から買ってくれたものです。
そのお陰で毎年、50万円前後ですが、継続して支援することができています。

テレビの力はすごいものがあります。
きっとすばらしい学校ができることでしょう。
しかし、学校を建てて終わり、ということではなく、継続して支援して欲しいものです。
支援を必要としている子どもたちはたくさんいます。
この活動が一過性のものにならないことを願っています。

コメント
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