「いっぽ」のつぶやき

健康に福祉にボランティアにと、自分らしい人生を過ごすために、一歩ずつ歩んでいる「いっぽ」のつぶやきです。

妊婦喫煙で子どもが・・・

2007-10-25 07:21:26 | 美容と健康
妊娠初期の女性が喫煙者だと、生まれた子どもが10歳になった時点で肥満になる確率が、非喫煙者に比べて約3倍高いことが二十四日までに、山梨医学部の山県然太朗教授らの調査で分かった、という新聞記事がありました。それによると

『山県教授らは、1991-97年に妊娠した山梨県の女性約1400人を追跡調査し、10歳の子どもも約1000人のデータを分析した。
妊婦の生活習慣が子どもの健康に与える影響についての長期的な調査は珍しいといい、山県教授らは24日から松山市で開かれる日本公衆衛生学会で発表する。
調査によると、女性が妊娠3ヶ月の時点で喫煙していると、10歳になった子どもが肥満になる確率は、非喫煙者の場合の2,9倍高かった。
また、妊娠中に規則正しく朝食を取っていない女性の子どもも、2,4倍の高確率で肥満になっていた。
肥満の測定には、肥満度を測定する国際的な指標となっている体格指数「BMI」を低年齢向けに換算して用いた。
山県教授は「母胎にいるときに喫煙などで栄養が吸収しにくい状態だと、逆に生まれてから栄養を蓄えやすい体質になるのではないか」と、推測している』

最近では、男性より、女性の喫煙者が目につくようになってきました。
車の中で吸っている人をよく見かけますし、お昼休みに立て続けに2本も3本も吸う人もいるみたいです。

学生時代、動物実験で、うさぎにタバコの煙を吸わせたことがありました。
うさぎの耳は、皮膚が薄いので血管が良くみえます。
赤い太い血管が、タバコの煙を吸わせたとたん、きゅっと縮んで、血液の流れが滞ってしまいます。
胎児はお母さんの血液を通して栄養をもらっているので、血流が悪ければ、栄養がきちんと届かないのでしょうね。
それに喫煙によって、ビタミンCなどの大事な栄養素が壊されてしまいます。
タバコは、百害あって一利なし、と言われます。
とくにこれから妊娠可能は若い女性は、自分だけでなく子どもにも悪い影響を与えてしまいますので、禁煙しないとたいへんなことになります。
妊娠中の食事は、自分だけでなく子どもにご飯を食べさせていると思って、きちんと栄養分を考えて摂ってほしいものです。

ちなみに主人も若い頃からタバコを吸っています。
なんどか止めようとはしたのですが、一度習慣がつくと止めるはたいへんです。
最初からタバコに手をださないことが一番ですね。
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