
昨日、ほんの3時間程家を空けている間に、腎臓病の福吉の容態が急変した。
ヒーターの上で、大きく口を開けて、よだれを流し、苦しんでいたのだ。
どうしても口を閉めてやる事ができない。
どこかから落ちて、あごが外れたのかと思った。
あわてて獣医さんに飛び込んだ。
あごなど外れていなかった。
もっと哀しい見立てだった。
貧血がひどくなって、血液中の酸素が足りないから、口が空いてしまうそうだ。
腎臓病から来る口内炎もひどいらしい。
もう、出来る事は余り無いと。
こんな数値で生きている事が驚異だと。
鎮痛剤でいまはおだやかに眠っている福吉。
できるかぎり側についていてやりたいと思う。
きちんと見送ってやりたいと思う。
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