昨日は節分だった。
毎年、吉田山神社の火炉祭に行っていたのだが、今年は忙しくて、余裕がなかった。
火炉祭は、古いお札を集めて、燃やす儀式だ。夜中の11時に火が放たれる。
それは荘厳で美しい炎だ。
<吉田神社HPより>
吉田神社のある吉田山は物の怪がいると、私が信じて止まない山だ。
独特の不思議な気配がある。
それは、稲荷神社の稲荷山とか、熊野神社の熊の三山とは少し違う、ちょっと怪しい気配なのだ。
仕事が一段落したら、また吉田山に行きたいな。
姑は、毎年、節分の夜遅くに、家族それぞれの数え年の数の豆を、五条の世継地蔵さんに納めに行く。
(お寺の本当の名前は、上徳寺というのだが、みな、世継ぎ地蔵さん、と呼び慣らわしている。)
例えば、今15歳で、誕生日がまだなら、数え年は17歳だから、豆を17個、懐紙にくるむのだ。
それを家族分作って納めに行く。
そして、家族はみな、それとは別に、数え年に一つ足した数の豆を食べなくてはならない。
これは京都だけの習わしなのだろうか。
深夜、かがり火がひっそり焚かれた境内に、豆を納めにくる人が、三々五々やってくる様はなかなかに幻想的だ。
そういえば・・・
節分が終わったということは・・・今日はもう4日だ。
生徒の受験にまぎれてしまって、忘れていたが、よく考えてみれば、2月11日から13日までは、息子の国試だった!
あと1週間だ。
中学受験は、親の責任と心得ていたが、今回のように、成人したいい大人の受ける国家試験に、親の出る幕はない。
しかも、親元を離れているのだから、出来る事は心配することだけだったりして。
なんだか心が落ち着かない。
けれど、今は私も仕事の正念場だ。
生徒たちが首尾よく合格するように、仕事に集中することにしましょう。
・・・なんて言ってもね、なかなか簡単にはいきません。
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