英語な日々

京都在住の英語講師のと猫と英語と美味しいもののお話。
時々、脳動脈瘤のお話もね。

お札を燃やす、豆を納める。

2012-02-04 | 日記



昨日は節分だった。

毎年、吉田山神社の火炉祭に行っていたのだが、今年は忙しくて、余裕がなかった。

火炉祭は、古いお札を集めて、燃やす儀式だ。夜中の11時に火が放たれる。

それは荘厳で美しい炎だ。

   
   <吉田神社HPより>

吉田神社のある吉田山は物の怪がいると、私が信じて止まない山だ。

独特の不思議な気配がある。

それは、稲荷神社の稲荷山とか、熊野神社の熊の三山とは少し違う、ちょっと怪しい気配なのだ。

仕事が一段落したら、また吉田山に行きたいな。


姑は、毎年、節分の夜遅くに、家族それぞれの数え年の数の豆を、五条の世継地蔵さんに納めに行く。

(お寺の本当の名前は、上徳寺というのだが、みな、世継ぎ地蔵さん、と呼び慣らわしている。)

例えば、今15歳で、誕生日がまだなら、数え年は17歳だから、豆を17個、懐紙にくるむのだ。

それを家族分作って納めに行く。

そして、家族はみな、それとは別に、数え年に一つ足した数の豆を食べなくてはならない。

これは京都だけの習わしなのだろうか。

深夜、かがり火がひっそり焚かれた境内に、豆を納めにくる人が、三々五々やってくる様はなかなかに幻想的だ。




そういえば・・・

節分が終わったということは・・・今日はもう4日だ。

生徒の受験にまぎれてしまって、忘れていたが、よく考えてみれば、2月11日から13日までは、息子の国試だった!

あと1週間だ。

中学受験は、親の責任と心得ていたが、今回のように、成人したいい大人の受ける国家試験に、親の出る幕はない。

しかも、親元を離れているのだから、出来る事は心配することだけだったりして。

なんだか心が落ち着かない。

けれど、今は私も仕事の正念場だ。

生徒たちが首尾よく合格するように、仕事に集中することにしましょう。




・・・なんて言ってもね、なかなか簡単にはいきません。



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