四条木屋町あたりに、随分昔に、家族で出かけたステーキ屋さんがある。
通ったのは、もう、20年近く前だ。
まだやっているのかな?
電話をすると、元気なオーナーの声がした。
よし!
行くぞ!
と夫が立ち上がる。
狭い道に面した古い雑居ビルの階段を登る。
50数年前にオープンして以来、一度も改装をしていないという、カウンターだけの古ぼけた店内で、白髪のオーナーが料理の準備をしていた。
客は私達だけだ。
注文したのは、ロース(大)とヒレ(中)だ。
(大)は250グラム、(中)は200グラムで、(小)150グラム、というのもある。
なんと値段は、以前と全く変わっていない。
ステーキハウスにしては、驚くべき安さだ。
最初に、サラダとハムが出される。

そして、目の前の鉄板で焼かれた肉が、サイコロ状に切られて現れる。
昔々に流行った銀色のお皿に乗せられた、大量の肉。ww
お皿の半分は、肉が冷えないように、鉄板の上に乗っている。
(これは250グラムの方だ。上方に見える鉄板の古さがお店の年月なのだ。)

あっという間にペロリと平らげて、お腹をさする。
また、子供達を連れて、お邪魔しますと、挨拶をして店を辞した。
いつまであるだろうな、このお店。
オーナーはもう80歳近いだろう。
必ずまた、帰省する家族を連れて行こう。
帰りに丸善に立ち寄る。
本は読み飽きた、と思ったのだけれど、またまたふらふらと本の森に迷い込む。
1日中ここにいて、時々、ここのカフェでコーヒーを飲んで、名物のハヤシライスを食べて、好きなだけ本を買い込めたら・・・
なんて、想像している時が一番楽しいんだろうな。
家に戻って、パソコンの前に座ると、私の真正面に居座る猫一匹。
もうね、それだけで、至福のひと時が訪れる。
たとえ、目の前の猫が、デブでも、おっさんでも。ww

通ったのは、もう、20年近く前だ。
まだやっているのかな?
電話をすると、元気なオーナーの声がした。
よし!
行くぞ!
と夫が立ち上がる。
狭い道に面した古い雑居ビルの階段を登る。
50数年前にオープンして以来、一度も改装をしていないという、カウンターだけの古ぼけた店内で、白髪のオーナーが料理の準備をしていた。
客は私達だけだ。
注文したのは、ロース(大)とヒレ(中)だ。
(大)は250グラム、(中)は200グラムで、(小)150グラム、というのもある。
なんと値段は、以前と全く変わっていない。
ステーキハウスにしては、驚くべき安さだ。
最初に、サラダとハムが出される。

そして、目の前の鉄板で焼かれた肉が、サイコロ状に切られて現れる。
昔々に流行った銀色のお皿に乗せられた、大量の肉。ww
お皿の半分は、肉が冷えないように、鉄板の上に乗っている。
(これは250グラムの方だ。上方に見える鉄板の古さがお店の年月なのだ。)

あっという間にペロリと平らげて、お腹をさする。
また、子供達を連れて、お邪魔しますと、挨拶をして店を辞した。
いつまであるだろうな、このお店。
オーナーはもう80歳近いだろう。
必ずまた、帰省する家族を連れて行こう。
帰りに丸善に立ち寄る。
本は読み飽きた、と思ったのだけれど、またまたふらふらと本の森に迷い込む。
1日中ここにいて、時々、ここのカフェでコーヒーを飲んで、名物のハヤシライスを食べて、好きなだけ本を買い込めたら・・・
なんて、想像している時が一番楽しいんだろうな。
家に戻って、パソコンの前に座ると、私の真正面に居座る猫一匹。
もうね、それだけで、至福のひと時が訪れる。
たとえ、目の前の猫が、デブでも、おっさんでも。ww
