宇宙機のペーパークラフトやプラモデル等の製作日記です。
宇宙機模型製作日記



 ガガーリンのフィギュアの塗装に入りました。

 今は本当に便利で、インターネットで調べると、打ち上げ当日のガガーリンの写真が手に入ります。ちなみに、写真で後方に座っているのは、バックアップのゲルマン・チトフです。

 人形の細部はタミヤカラーで塗ろうと思っていましたが、オレンジのイメージが違ったので(もっとも写真の色なんて当てにならないと思うのですが)、グンゼのMr.COLORを使いました。フラットベースをたっぷり入れ、何度も塗り重ねて、ぼてっとした感じに仕上げたいと思っています。

 それにしても、何故こんな派手なオレンジ色なのかなあ、と思っていましたが、「宇宙の傑作機ヴォストーク宇宙船」に、射出後の防寒と視認性のためとありました。うーん、納得です。

 問題は顔ですよね。「人形は顔が命」……目とか塗り分けるのが苦手なんですが。

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 ヴォストーク本体の塗装も進めました。

 結局、タミヤスプレーのサフェーサーと、ピュアホワイトで仕上げることに。

 我が家には幸いなことに窓付きの物置があり、そこでスプレーを吹きまくっているのですが、この有機溶剤の臭いは、いかにも体に悪そうです。子どもたちには勧めにくいですよね。プラモデルという趣味が廃れるのも仕方ないのでしょうか。

 ともあれ、ガガーリンの下地塗装が出来たので、後は部屋で塗装ができます。いつも使っているタミヤカラーはエナメル系塗料ですから、臭いもそれほどきつくないですからね。

 でも、人形の塗装は……難しいんですよねえ。

 

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 ヴォストークの展示用スタンドを完成させました。

 アームが透明パーツだったのですが、バリが凄かったし、接着面の処理に悩んで、結局塗ってしまいました。

 二日前の写真を見て頂けると分かるのですが、型抜きのための穴が目立つのでパテで整形しました。もっとも、あまり綺麗になりませんでしたが。

 写真は、今回の唯一の資料である、ヴォストークの展示品(多分、ロシアの博物館のもの)です。塗装といい、細かな部品といい、何か美化されているような気がするのですが。

 でも、これしか手持ちの資料がないので、この通りに塗ることにしました。

 以前ご紹介した、「月の記憶」を読了しました。結構、最後は盛り上がりました(一番盛り上がっていたのは筆者自身のような気もしますが)。私が、何故今さら40年も前の宇宙機の模型を作っているのか、少し分かったような気もしました。

 このような本との出会いも、模型作りを続けていればこそですね。「ドラゴンフライ ミール宇宙ステーション・悪夢の真実」も読まなければ!

 

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 パテ盛り・整形を終え、いよいよ下地塗りに入ります。

 これまた久しぶりに引っ張り出した、タミヤのスプレーワーク(1988年購入)、ラジコン自動車用のバッテリーを使用します。ここ数年使っていなかったのですが、取りあえず動きました、が……。

 塗料の濃度調節がまずいのか、はたまた、スプレーの調整が悪いのか、うまく塗れませんでした(写真のようにムラムラに)。

 あわてて、取っておいた説明書を見ると、塗る範囲の広さで口金等を換えなければいけませんでした。こんなことまで忘れてしまうとは、加齢恐るべし。……いや、単なる不注意ですよね。

 そこで家にあるスプレー缶を探したところ、何時、何のために買ったのか、タミヤのサフェーサーがありました。試しに塗ってみたら、隠蔽力抜群、ムラなく塗れてしまいました。

 ……先日、瓶で買ってきた塗料は忘れたことにして、スプレーを買いに行かなくっちゃ!

 

 

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 今日は嬉しいことが。コメントでソ連のロケットについての情報を頂きました。ありがとうございました。製作意欲も湧くというものです。

 ヴォストークの工作を進めました。とにかく部品を接着してパテ盛りを。

 三段目は、補強のため薄いプラ板をあてました。宇宙船を外すと見えてしまいますが、背に腹は代えられぬ、というところです。

 それにしても、このパテ盛りは下手すぎますね。後始末が大変そう……。まあ、久しぶりだから仕方ないと、自分を慰めつつ、作業を続けます。

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 ヴォストーク宇宙船と、三段目ブースターを結合しました。

 本当は、先頭のカプセルと機械船との境目に液体酸素等のタンクがネックレスのように付くのですが、それは省略と言うことで。

 なかなか作業が進みません。パテを盛ったのはいいのですが、整形するための耐水ペーパーを切らしていたりして。

 また、今回はストレートで組み立てようと思っているのですが、機械船の配線の彫刻が寂しくて仕方がありません。

 実物の写真を見ると、宇宙なら空気抵抗は関係なかろう!とばかり、ケーブルや機器がむき出しになっており、それがソ連の宇宙機ならではの味わいを出していると思うのです。

 でも、それを追加工作する技術もないし……塗装も自信ないですし。

 ちょっと弱気になってきました。でも、がんばって作ります。
 

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 レベルのヴォストーク宇宙船、カプセル内部が再現されているところが私にとっての一番の魅力でした。ですから、カプセルを仮組みしたら何か満足してしまったのですが、それではいかんとばかり、三段目ブースターも仮組みしました。

 とにかくパーツが大きくて柔らかくて、これをどう接着したものだか悩んでしまいます。まあ、久しぶりのプラモデルなので楽しみながらゆっくりと。

 人形に下地の塗装をして、塗りに入りたいのですが、どうせコンプレッサーを動かすなら三段目も一緒に、などと考えてしまい、作業が進みません。今週末、せめて下地塗装だけでも、と思っております。

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 ボストークの仮組みを進めます。

 宇宙飛行士は、写真のように座席に固定された状態でカプセルに閉じこめられます。上半身がカプセルから出ておりますが、実はこれ、ジェット戦闘機と同様の射出座席で、大気圏再突入後、上空7,000mで宇宙飛行士はカプセルから離脱、パラシュートで着地します。

 海に着水するアメリカと違って、ソ連の宇宙船は地面に降りますが、当時は、着地しても安全な速度まで落とすだけの技術がなかったようです。

 「宇宙の傑作機ヴォストーク宇宙船」によると、国際航空連盟(FAI)の規定では、記録飛行は搭乗者の乗った航空機の着陸を持って完結するとされているため、ソ連は、ガガーリンがヴォストークに搭乗したまま着地したと申請したそうです。

 でも、このシステムは合理的で、打ち上げ時に緊急事態が生じた場合の脱出にも利用できるわけです。

 ともあれ、形になってくると嬉しいですね。早く塗装に入りたいものです。

 



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 ヴォストークカプセルの仮組みをしてみました。

 プラモデルを作るのに、仮組みは欠かせません。ここで工作と塗装の工程を考えるわけです。

 写真右上の筒がコックピット、これをカプセルの中に組み込みます。筒の内側が完成後も見える部分ですが、塗装は接着の前にするしかありません。継ぎ目を後から消すのは難しいので、塗装の前に、ぴったりと合うよう接着面を整える必要があります。

 それにしても大きい!カプセルはソフトボールくらいの直径だと思います。大きさのためか、プラの材質か、ずいぶん柔らかい感じです。パテ盛り整形・塗装の後、下手に力を入れるとパテや塗装にヒビが入りそう……。不安を胸に工作を進めます。


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 さて、ガガーリン人形の続きです。

 古いプラモデルだから、接着したパーツに隙間があって当たり前、と思って組みましたが、結構ぴったり合いました。

 わずかな隙間には、グンゼの「溶きパテ」を。今は便利なモノがありますね。

 問題はここからで、余分なパテは取り去り、部品の継ぎ目が分からないようにしたいものです。そこで、愛用の道具が登場します。

 写真の小刀は、今は亡き祖父が、30年以上前にプレゼントしてくれたものです。柄と鞘は手作りだったと思います。

 部品に対し、ほぼ垂直に刃を当てて左右にこすると、カンナをかけたように部品が削れます。凹凸のある部分でも大丈夫です。

 切れ味が鈍れば、ちょっと研げばOKです。そうして30年以上使ってきました。

 しばらくペーパークラフトばかりで出番がありませんでしたが、再び活躍してもらいます。うーむ、久しぶりに研がなければ!



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