今日もアルゼンチン・タンゴを貼ることにいたします。
『アスタ・シェンプレ・アモール』 カルロス・ディ・サルリ楽団 唄:オラシオ・カサーレス
”Hasta Siempre, Amor” Carlos Di Sarli (Horacio Casares) 【YOUTUBEより】
1958年にドナート・ラシアッティが作曲、フェデリコ・シルバが作詞したヒットしたタンゴ歌謡です。
ドナート・ラシアッティはあまり馴染みがありませんが、1950年代のウルヴァイのタンゴ界を代表するマエストロです。
”Hasta Siempre”はいついつまでもという意味なので、恋人に永遠の愛を語った歌に思えますが実はその真逆で、
「恋人よ、永遠にさようなら」という“恨み節”的な失恋歌で、『とわに別れを』などの邦題がついています。
ただ、ロマンチックなメロディーの歌曲として中南米でも大ヒット、トリオ・ロス・パンチョスもレコーディングしています。
Hasta siempre, amor,
pasarás de otro brazo
y dolerá el fracaso
igual que hoy.
Hasta siempre, amor,
corazón como el mío,
que compartió tu hastío,
no encontrarás.
Y entre la gente buscarás
la mano amiga que te di
y sólo así comprenderás
que por quererte te perdí.
Hasta siempre, amor,
pasarás de otro brazo
y dolerá el fracaso
igual, igual que hoy.