早口言葉「隣の客はよく柿食う客だ」ではないが、「昨日の客はよく人食う客だ」った。
私と同い年の彼は色んな本を読み歴史から文学までよく知っている。本だけではなく落語や漫才、映画もよく見ていて、とにかく言葉はたくさん知っている。
それだけに会話の端はしに知識をひけらかし、イヤミに聞こえる時がある。そして話が止まらない。一方通行が多くこちらの話がすべる事もしばしば。
彼が帰るといつもストレスが溜まるが、昨日は一言、「いつも自分の話ばっかり聞いてくれてありがとうな」と言った。
私は「いえいえ、いろんな人の話を聞くのはタメになる。○○さんは言葉を良く知っているので勉強になるわ。言葉は心の栄養源や」と切り返すと「ホンマやなぁ、そう言うてもらうと助かるわ」と彼は安堵した。
しかし待てよ<褒めすぎて調子に乗られては困る>と思い、「会話は一方通行ではなく、相手の話も聞きお互いに心を通わせて初めて言葉が生きてくるんやで」と付け加えた。
確かに彼と話していると多少なりと知識が身につき心が豊かになる事もある。でも、いつものように4、5時間も話を聞かされると同じ話が繰り返され疲労の方が大きい。
彼は自分本位の会話に感づいたのか、少し自重気味になり、「カラオケでも唄うわ」と気分転換をした。
私と同い年の彼は色んな本を読み歴史から文学までよく知っている。本だけではなく落語や漫才、映画もよく見ていて、とにかく言葉はたくさん知っている。
それだけに会話の端はしに知識をひけらかし、イヤミに聞こえる時がある。そして話が止まらない。一方通行が多くこちらの話がすべる事もしばしば。
彼が帰るといつもストレスが溜まるが、昨日は一言、「いつも自分の話ばっかり聞いてくれてありがとうな」と言った。
私は「いえいえ、いろんな人の話を聞くのはタメになる。○○さんは言葉を良く知っているので勉強になるわ。言葉は心の栄養源や」と切り返すと「ホンマやなぁ、そう言うてもらうと助かるわ」と彼は安堵した。
しかし待てよ<褒めすぎて調子に乗られては困る>と思い、「会話は一方通行ではなく、相手の話も聞きお互いに心を通わせて初めて言葉が生きてくるんやで」と付け加えた。
確かに彼と話していると多少なりと知識が身につき心が豊かになる事もある。でも、いつものように4、5時間も話を聞かされると同じ話が繰り返され疲労の方が大きい。
彼は自分本位の会話に感づいたのか、少し自重気味になり、「カラオケでも唄うわ」と気分転換をした。