今年の日本シリーズは、パ・リーグを圧倒的な強さで制し、CSも無傷で突破したソフトバンクにベイスターズが勝利して26年ぶりの優勝。
セ・リーグ3位だったのに劣勢を覆して「下剋上」を果たしての快挙に多くのベイスターズ・ファンは「夢のような瞬間」に喜びと感動でいっぱいだと思う。
苦しいシーズンを乗り越え、最後には頂点に立った選手たちの努力に感謝と誇りを感じている事だろう。
その、ファンと同じ気持ちを私は去年味わった。そう、タイガースが38年ぶり2度目の日本一になり「悲願達成」した時だ。
その感動がいまだに忘れられず、その時の『阪神、日本一』の号外を店の壁に貼っている。
お客さんは「今年はベイスターズが日本一やで。ええ加減に号外を外したら」と言うが、「タイガースの日本一は滅多にないので次に優勝するまで貼っとく」と意に介さない。
「次に優勝て、マスターが生きてるかどうか分からんで」
「俺が逝ったらこの号外をやるわ」
「要らんわ!こんなん、いつまでも貼ってたら笑われるで」
「それやったら貼っとくわ。俺とこは笑われてなんぼやから」
「まあ、話のネタが無くなったら号外を話題にしたらエエわ」
という事で当分は号外を掲示することに。
謎かけ:号外とかけて、味噌作りと解く。どちらも(発行・発酵)します