妻は「エスカレーターで下りる時は何も思えへんけど、乗る時は少し怖いねん」と言う。
私 「何でやろ?年いって足腰が弱なったからかなあ」
妻 「違うねん。以前はエスカレーターに乗る時は手すりを持ってたやろ」
私 「そうやったなあ」
妻 「今はコロナ禍で、手すりを持つとうつると思うから持てへんねん」
私 「自分(妻)は神経質やからなア」
妻 「何で手すりを持てへんかったら、乗る時は怖いのん」
私 「う~ん、それは慣性の法則と違うか」
妻 「かんせいの法則?どんな字を書くのん?」
私 「物が出来上がったと言う、完成と違うで」
妻 「そらそうでしょ、現象が違う」
私 「物静かな閑静と違うし」
妻 「そんなん分かってる」
私 「喜びに満ちた声の歓声と違うしなあ」
妻 「もう、勿体ぶってはぐらかさんと早よ言うてよ」
私 「慣性の法則の慣は習慣の慣、性は性格の性や」
妻 「そうなん?それでどういう関係があるのん?」
私 「慣性とは、物体が常に現在の運動状態を保とうとする性質や」
妻 「どういうこと?」
私 「電車が急発進したら後に倒れそうになるやろ。逆に電車が急停止すると前に倒れそうになるやろ」
妻 「確かにそうやね」
私 「後に倒れそうになるのは、慣性によって止まり続けようとしているのに電車が前へ動くからやねん」
妻 「へえ」
私 「前に倒れそうになるのは、慣性によって前に動き続けようとしているのに電車が止まるからやねん」
妻 「それが慣性の法則かいな」
私 「ヒトは後ろは見えへんから引っ張られると怖いけど、前は倒れそうになっても対処できるやろ」
妻 「そうやねえ」
私 「そやから乗る時は怖いんねん」
妻 「そういう事かいな。伊達に年をとってないね」
私 「伊達に年は余計や!」
謎かけ:慣性の法則とかけて、寿司と解く。どちらも(乗り物・海苔モノ)もあります
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