大河ドラマ『鎌倉殿の13人』が、先日の日曜日に1年間の長丁場が幕を下ろした。
「鎌倉殿」とは鎌倉幕府将軍の事で、源頼朝(大泉洋)の天下取りは十三人の家臣団が支えていた。
頼朝の死後に激しい内部抗争を繰り広げられ、その中で最後まで生き残って権力を手中に収めたのが、十三人中もっとも若かった北条義時(小栗旬)だった。
仲間うちでの殺し合い、騙し合い、腹の探り合いなどドロドロした中で、義時の息子・泰時(坂口健太郎)が一服の清涼剤、義時の弟・時房(瀬戸康史)は癒しの存在感だった。
また女好きな一方、冷酷な判断を下す非情な頼朝役の大泉洋、気楽なオヤジの北条時政・坂東彌十郎に“悪女”イメージ払拭した「新・政子」小池栄子をはじめとして、魅力的なキャラクターのオンパレードで出演者はそれぞれの役にはまっていて面白かった。
大河ながら適度にコミカルなシーンを挟んだフィクションと、ノンフィクションのバランスがよく、飽きる事無くずっと観る事が出来た。
■主な出演者の似顔絵集⇒http://www.ainet21.com/nigaoe.htm
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