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M5.7の地震

2019-09-25 07:24:19 | 地震

ギリシャ・クレタ島沖でM5.7の地震 震源の深さ6km

地震
ギリシャ沖の地中海でM5.7(USGS)

 米地質調査所(USGS)によると、日本時間24日午後4時48分頃、ギリシャ沖の地中海を震源とするマグニチュード(M)5.7の地震が発生した。

 

 地震が発生したのは、地中海に浮かぶクレタ島南岸から100キロほど沖合で、震源の深さは6.1キロと推定される。

プレート
プレート分布図(USGS)

 

 ユーラシアプレートとアフリカプレートがぶつかる地中海地方は、世界でも地震活動が活発なエリア。18世紀にはポルトガルのリスボンを中心に大きな被害を出した推定M8クラスの地震が発生し、津波と火災の影響で、約6万人の死者を出した。

 

 1908年12月にイタリア南部のメッシーナで起きたM7.1の地震では、6万〜10万人以上が死んだと推定されており、近代ヨーロッパ史上、最悪の犠牲者を出している。

 

 また2017年7月にはトルコ沖のエーゲ海でM6.7の地震が発生したばかりで、震源に近いギリシャのコス島でも多数の死者や負傷者を出した。

プエルトリコ
プエルトリコでM6.0の地震(USGS)

 米地質調査所(USGS)によると、日本時間24日午後12時23分ごろ、中米プエルトリコ沖の大西洋を震源としたマグニチュード(M)6.0の地震が発生した。

 

 地震が発生したのは、プエルトリコの北岸から70キロほど北東の海域で、震源の深さは約10キロ。この影響で、プエルトリコ全域と、近隣のドミニカ共和国東部で揺れを観測したが、米海洋大気庁(NOAA)の津波警報センターはこの地震による津波の心配はないとしている。

なぜ中米は地震が多い?

カリブ
プエルトリコ周辺で過去に起きた巨大地震の震源(USGS)

 

 カリブ海を取り巻く中米エリアは、カリブプレートを南北からはさむ北米プレートと、南米プレートに加えて太平洋側には、ココスプレートとナスカプレートが接していることから、世界でも最も地震活動が多いエリアだ。

あちらこちらで地震です。