「マヤ暦終末論」は終わっていなかった
かつて、「2012年マヤ暦終末論」で予言されていた人類滅亡の日は「2012年12月21日」とされ、当時のスピリチュアル業界ではこの日に人類が今の次元からより高い次元に移行する「次元上昇アセンション」が起こると話題になった。
だが、実際に予言されていた日には何も起こらなかった。しかし、その後も研究者により暦の計算が繰り返され、「マヤ暦終末論」における人類滅亡の日は幾度となく修正され、更新されてきた。
そして今年、フランスの科学者が正しいマヤ暦の終末の日は「2020年3月20日」と発表した。さらにこの日付は、インドのスーリヤ寺院に残されたインド暦の終わりとも一致していたのである。
「マヤ暦の新たな終末の日」そして、「インド暦の終わり」であることも影響してか、スピリチュアル界隈では今年「2020年3月20日に目覚めのアセンションゲートが閉まり、大変化が起きる」と話題になった。
そこで筆者はトカナに「2020年3月20日に世界のゲートが閉まり、世界終了そして次元上昇アセンション」という記事を寄稿した。その内容は「2020年3月20日に目覚めのアセンションゲート」が閉まり始めて、来年2021年の冬至には完全に閉まるというもので、早く目覚めてアセンションの準備をしないと次の高次元に上昇できないと警告された。
結果として、「2020年3月20日」に人類は滅亡しなかった。ただ、アセンションに関しては確実に起こっていると筆者は考える。
筆者は以前、オカルトエリートである人間椅子の和嶋慎治氏にインタビューさせていただいたが、和嶋氏によれば、「一瞬にして次元上昇するのではなく、けっこうな時間をかけてアセンションする」らしい。ゆえに、2012年から意識が高い人々はゆっくりとアセンションしているのではなかろうか?
◆支配の「魚座」から自由な「水瓶座」に2000年ぶりに時代が変わる
コロナ禍を機に、生活様式がどんどん変化し、人類の意識も変化したこともあり、さらにアセンションへの注目が高まってきたと言える今日この頃。この冬至の時期、人類にとっての一大イベントが控えているとスピリチュアル界隈では話題になっている。今回は、筆者の予言と滅亡的な視点から考察したい。
占星学的に見ると、2020年12月22日、紀元0年頃から約2000年に渡り続いてきた「魚座の時代」から「水瓶座の時代」に本格的に移行するという。
「魚座の時代」を象徴するのは「イエス・キリスト」であり、「キリスト教」であろう。キリスト教のシンボルは魚である。
そして「魚座の時代」は支配の時代である。一部の人間が宗教や権力で人々を奴隷のようにコントロールする、いわゆるピラミッド型構造の支配だ。支配者は人々を支配するために宗教を利用したのである。キリストが悪いのではない、そうした宗教を利用する人間が跋扈した時代、それが魚座だ。金をはじめとした物質主義の価値観、権力や財力がある者だけがますます富み栄え、そして、特権階級にいない人々はいつまでも貧しく虐げられるしかなかった。権力や富を巡って争いが起こり、多くの悲劇が起こった。支配者は嘘をつき、インチキをして、その座を守ってきたのである。そう、ほとんどの人々は上に登るチャンスすら与えられなかった不平等な時代であった。
だが続く「水瓶座の時代」は「自由と平等」がテーマとなり、支配から開放される時代になると言われている。富もチャンスも平等に与えられ、過去の支配者にとって都合の良いシステムからも開放される。独創性が評価され、個々がそれぞれで輝き、さらには戦争もない時代となるであろう。
このような「水瓶座の時代」は2015年の秋から徐々に始まっていたらしい。ゆえに、2016年には大変革が起こり始めた。トランプ政権の誕生。イギリスの欧州連合離脱が国民投票で決定。日本では平成時代の天皇陛下が退位の意向を示した。
◆「地の時代」から「風の時代」へとシフト
時代は、「魚座の時代」から徐々に徐々に「水瓶座の時代」に変わってきた。そしていよいよ、「水瓶座の時代」に切り替わるのが「2020年12月22日3時37分」なのである。
その時、水瓶座0度の場所で、公転周期の異なる木星と土星が約20年に1度重なる「グレートコンジャンクション」という珍しい天体現象が起きるという。
「グレートコンジャンクション」はこれまで200年にもわたり、「地の星座」の「牡牛座、乙女座、山羊座」で起こっていたが、今回は「風の星座」「双子座、天秤座、水瓶座」で起こるという。
時代は「地の時代」から「風の時代」に変化し、「風の時代」は約200年続くのである。
これまでの「地の時代」は、土地、つまり不動産で象徴されるように、どれだけ資産を持っているかという物質的な豊かさを良しとする価値観であった。しかし、「風の時代」は、風のように軽やかに個性を伸ばし、精神的な豊かさを追求する時代になると筆者は思う。
これまで学校教育がその象徴であったように、集団で協調性を持って個性を押し殺すような窮屈な生き方はしないですむようになる。多様性が認められ、みんな違ってみんないいという時代になるだろう。
◆「2020年12月22日3時37分」世界は滅亡し人類はアセンションする
今年は本格的なアセンションが起きるからこそ、激動の時代であるのだろう。
筆者はトランプ大統領が『死海文書』の予言にある救世主であると記事に何度も書いてきた。
今、ディープステート(DS)側とされる悪魔バイデンVS 神トランプの一騎打ちとなっているアメリカ大統領選はまさに、聖書でいうところの善と悪の最終決戦ハルマゲドンであろう。
DS、いわゆる悪魔側は自分達に残された時間が少ないからこそ、今、不正選挙をするなどして、もがき醜態をさらしているのだろう。長らく活動できた魚座の時代から水瓶座の時代に変われば、悪魔の時代は終わるからだ。
今年に入って米国防総省がUFO映像を公式に発表した。仙台では謎の白い球体が飛び、アメリカとルーマニアで謎のモノリスが出現。いよいよ地球外生命体の訪れも近いと感じる。
そして、米国の牧師ポール・ベグリー氏はマヤ暦の終末を「今年の12月21日こそがその日である」と指摘しており、「世界の終焉はその日に訪れる」と主張している。ペグリー氏は今回の「グレートコンジャンクション」によって終末が引き起こされると予言しているのだ。