★clausewitzのひとりごと★

45才既婚男です。雑多なブログですがコメントお待ちしております。

金沢のイタリアン

2011年08月25日 22時45分13秒 | オススメの料理屋
随分、長い間このカテゴリーを書いてませんでした。
書きたくなかった、っていうわけではありません。
また、完成とは思っていないので順次更新して行こうと思います。


実は、「金沢のオススメ」っていう大きな区切りで書いていたのです。
そして、大体こんなもんかなーって思っていた所、雑誌「金澤」の特集を見て、
かぶるところばっかりだったので、嫌になって削除したのです。

なんというか、「他にお店ないのかよ」と僕自身思ってしまいました。
それくらい、金沢ってのは「広いようで狭い」んですね。
プロ中のプロが僕の結果とほとんど同じなんですから。

ま、余計な事はそれくらいで・・・・本題のイタリアン。
最近、和食系統(料亭含む)は随分ご無沙汰なので、イタリアンにします。


金沢に限らず、全国的にイタリアンの第三世代が到来しています。
最初の世代は昔ながらのイタリアン・・・・半分洋食みたいな店ですね。
第二世代はバブル崩壊直後のイタメシブーム。落合シェフとかがこの辺り。
んで、第三世代。バブル後のイタメシブームにイタリア修行を志し、本場で修業を積む。
その方々が成果を上げて帰国。そして出店。

最近はイタリアンに限らず、和食ですら20代・30代で独立する人も多いですね。
パワーのある年齢なので、頼もしい。


昔はイタメシ・イタメシといって、イタリアの国旗さえ出しておけば良かった。
イタリアン=パスタとピザって感じ。
しかし今の潮流は、本国のカテゴリー分類に忠実な本格的なお店が多いという事。
比較的格式が高い「リストランテ」、それより気楽な「トラットリア」や「オステリア」、
ワインを中心とした飲み屋「エノテカ」、あるいはもっと大衆的な「バーカロ」など。
「バール」に近い形態のお店も出来てきてます。
「ピッツェリア」や「ジェラテリア」などの名称もお馴染みになりました。


もちろん、トラットリアといいながらリストランテ並みの店もあります。
(何しろ、フィレンツェの「エノテカ・ピンキオーリ」は3つ星のグランメゾンですし)
僕の感覚では、トラットリアは地域の伝統料理を扱って、オステリアは居酒屋的な感じがします。


んで、金沢のオススメのお店。

まず、リストランテと言える店が少ない。
一応、僕の中でのオススメのリストランテは「コルサロ」かなと。
二度訪れましたが、最初の訪問では金山シェフは不在でした。
というか、不在という事も分からず、「ん?これは厳しいか」と評価しておりましたが、
一応という事で赴いた二度目、ガラリと味が違った。よく見てみるとシェフが違うし。
ここはパスタも美味しい。パスタが美味しいお店って少ないんですよね。


んで、次のトラットリアのジャンルでは金沢はいいお店が揃っている。
双璧は「パルティーレ」と「タカマッツォ」どちらも新しいお店。
ピカイチってわけではないが、完成度の高い料理を出してくれるのでありがたい。

金沢で、「うん、美味しいよ」っていえるのは実はこの3店かなって思う。


でも、これじゃ怒られそうなので、成長株を。
金沢での成長株は、今の所「ゴロゼット」です。
あのお店、ランチは相当微妙(手を抜きすぎか?)ですが、夜は楽しいお店。
ただ、提供時間が遅いので、頑張ってほしい。


金沢のイタリアンですが・・・・パスタが弱いと思う。
乾麺のパスタが特にかな。本当に、美味しい!!って思えるものに出会わない。
手打ちに関しても、似たり寄ったり。絡め方も微妙なのが多い。
(金沢に限らず日本全体かもしれませんね)


実はパスタって本当に難しいんです。
自分の家で作っても、なかなかうまくいかない。
そこそこには仕上がるが、キレのあるパスタ料理となると難しい。


僕がパスタで美味しいなって思っている店は、今の所ジョヴァノット位か。
上村シェフが作った時限定ですが、今の所、ここが一番好き。


金沢の話に戻りますが、他に美味しいなって思った店は多い。
アマレット」、「インフィニート」、「RYOMON」など。
しかし、アマレットは5回のランチのみ。これでは評価できない。
インフィニートは1回しか行ってない。ディナーにも行っていない。
だから今回は詳しい評価はしません。
リョーモンはディナーに1度。本当はもっと行きたいお店です。


これ以外でオススメがあれば言って下さい。