★clausewitzのひとりごと★

45才既婚男です。雑多なブログですがコメントお待ちしております。

イタリア国鉄の切符を買う

2012年02月24日 19時10分35秒 | イタリア旅行
イタリアを個人で旅する場合、都市間の移動にはイタリア国鉄を使う方も多いかと思います。
イタリア国鉄(Trenitalia=トレニタリア)ではインターネットでも切符を買うことが出来ます。
公式サイトはこちら(英語バージョン)へどうぞ。

普通に考えたら、出発駅と到着駅、往復か片道か、それぞれの日時を入力し、
接続画面にて人数とクラス(1等か2等か)を選び、希望電車を選択しクレジットカードで支払う・・・これでOK・・・・・・なはず(笑)

しかし、そこはイタリア、そうは問屋が卸しません(笑)

「イタリア国鉄 クレジットカード エラー」で検索してみてください。
馬鹿みたいにヒットします(笑)

皆が言うには、
「ほとんどのクレジットカードが使えない」
「マスターカードだけうまくいった」
「一つの予約はすんなりいけたが、二つ目から何をやっても駄目」
「タイムエラーで詰まった」
「ID入力画面でエラーが出て止まった」
「せっかく決済できたのに、確認のメール(予約番号)が来ない」
「確認のメールが来るまでやっていたら二重請求されていた」
「日本発行のカードは使えない」(そんな馬鹿な)
「現地時間で営業時間外だと接続されない」(え!?)

対策としては・・・・
「必ずIDを先に登録する」
「続けて切符をとるのではなく、一度に複数の切符を買う」
「一つのIDで決済した後は、別のIDを作成し、別のカードで決済する」

などなど・・・・・・・・・・・。そんな馬鹿な、という内容ですね。

今時そんなことあるか!という事で簡単にチャレンジ。
ポンポンと入力し、カード番号(AMEX)を入力し購入・・・・・エラー!!(笑)

え? マジ?

すぐさま、AMEXに電話。
今回は一応「イタリア国鉄で利用するからその場合ブロックしないでくれ」と事前に報告した後の出来事でした。

「今、イタリア国鉄のサイトで決済拒否されたのですが、使えないって事はありますか」
と相談。
分かったことですが、
「当然、日本発行のカードでも使用可能」
「AMEXには決済請求されていない」(つまりAMEX側で振り落としたわけではない)
「認証コードエラーの場合もAMEXは把握できるが、それもない」
という事。つまりは何らかの原因でイタリア国鉄で拒否されたという感じ。


仕方なく、もう一度トライするも結果は同じ。


ちょっと焦りだすが、別の方法でトライ・・・・・するとすんなり通った!!
それは・・・・カード氏名の欄を小文字で書いた事。
「TSUTAYA」ではなく「tsutaya」という感じに。
それだけで、全て通った。わざと続けざまにもう一つの予約を入れた。
タイムエラーこそ出たものの、予約は出来ていたようでメールは来た。


結果的に分かったのは、
「カードの種類はおそらく関係ない」
「連続利用でも制限はない」(はず・・・だって出来たから)
「現地時間で混んでいる時間帯(朝、午前中=日本時間の夕方・夜)はエラーが出やすい」
「予行演習は必ずし、入力項目を事前に確認する」
 (余計な時間がかかるとすぐにエラーになります)
「IDの登録は必ず先にすませる」
 (時間対策&決済された後に来るメールを確実に受け取るため)
「カード氏名は小文字でも試す」
「一応、事前にカード会社に海外利用のある旨を連絡しておく」
「決済された後にエラーが出た場合、ログインして予約確認をしてみる」
 (予約確認は「Order Summary」です。エラーが出なくても確認した方がいいかも)
「連絡メールが迷惑メールフォルダに入っている可能性もある」
「メールに添付されているPDFファイルは必ず印刷しておく」
 (本来は予約番号だけあればいいが、時々認めない駅員がいる)

という事。
はっきり言って、こんなに苦労してまでネットで切符を取る必要があるのか・・・。

電車は遅れるし、すぐにストライキは起きるし、直前にホーム変更あるし(アナウンスはイタリア語オンリー)、全然別の電車来る時もあるし。
電車の遅れは南に行くほどに遅れる・・・・・以前700分遅れという事もあったようだ。

それでもネットで切符を取りたいと思うのが、割引制度。
かつてのAMICA、現在のMINIという切符。

なんと、席数限定ではあるが・・・・ローマからヴェネツィアまで最低価格が9ユーロ!(2等)
通常は2等でも76ユーロかかります。
9ユーロは極端にしても思ったよりも安く移動できます(変動料金です)

日によって、時間によって安くなるので一度確認してみたらいいと思います。


なんというか、イタリアでの移動は神頼みに近い気がする・・・・(笑)


参考サイト
 AMO ITALIA 記事のすぐ上のタブに「Q&A」や「チケットの種類」などのページへ行けるリンクがあります。