マイスペース

半径1m以内の出来事を独りごちております。

父の理論

2016年05月15日 | 半径1mの話
昨日、夏野菜の苗を植えました。

お隣りのお宅の巨峰の木を見た時から、我が家にも植えようと思っていたのですが、
苗屋さんに巨峰の木は売っておらず、ガッカリして、父にその旨話しましたらば

巨峰を植えたいんだったら、何も買う必要はないじゃないか、と異な事を申します。

なんで?

それは、おまえ、巨峰なんてものは、接ぎ木をすればいいからだよ、と。

◯◯さん(隣家)に言って、枝を貰って来い、ですと。


そんな厚かましい事・・・こう見えても全然厚かましくない私には他人さまに物をくれろなどと言える訳がありません。


父が、ブドウは蔓を這わせないといかんが、どこに植えるつもりでおるのかと申しますので

あっち側の、家とブロック塀の間が良いんじゃないかな、と言うと

道路に面した所にブドウなんか植えたらいかん! と一蹴されました。

なんで?

それは、おまえ、そこの道路は小学生やら中学生が通るだろ、そうしたら、学校の行き帰りにブドウを盗りたくなるだろう

ケチくさいなと思いながら聞いておりましたらば


子ども達にそんなドロボウをする機会を与えてはいかん!


と言う、あたかも健全な青少年育成のためのご立派な理論のように思えなくもありませんが、

ドロボウをすると決めつけているのは、如何なものかと。


巨峰は、毎年お隣りのお宅がくれるから、そうしたら腹いっぱい食べろ、と言う結論に達したのでありました。

ちゃんちゃん。





トマト・ピーマン・オクラ・ナスビ・カボチャを植えました。

売られている鷹の爪は殆どが中国産のため、数年前から自家製唐辛子を作るようにしています。